Legato EYES

若い頃は、「ぜいたくをする」というと、「着飾ってどこか美味しいレストランに食事に行く」とか、「買い物をしまくる」とか、「海外にいく」とか、いずれにしろぜいたくは家の外にあると思っていました。

年を重ねてくると、「ぜいたく」の基準も変わってきました。
たとえば、
LINN DSMとLEAKのアンプが猫足のWharfedaleのユニットを動かして、ゴールドベルク変奏曲(最近はシェプキンを聞いてみています)が鳴る横で、堀口珈琲で勧めてもらった珈琲の香り。
手触が気に入ったカップは京都旅行の思い出に。
手元には気に入った作家の本。
部屋に目をやると、バン・ジョーンズの版画の中で、井戸を覗くペルセウスとアンドロメダ、そしてメドゥーサの首と目が合いそう。(この話はまだいずれ)
思いつきでかけた先代の梅幸の掛け軸、菊の花に秋を感じる・・・。
20141005_771757
なんかぜいたくー!!
最初は、「ふとした小さなことが贅沢に感じるようになりました」と書くつもりでいたのですが、これは経費も結構かかっていますね。
そもそもオーディオが・・・。
年を重ねて、気に入ったものが残っていったという話・・・カナ。
こんな台風の日は、ご自宅で音楽鑑賞が、本当に贅沢で安全です笑。
コメントは利用できません。