使いこなし

先日お客様がレイアウト変更をしたよと、ご自宅のオーディオ装置の写真を持ってきて下さいました。
QUADRASPIREの4段ラックに、最下段にハブやNASを置かれ、下から2段目にMAJIK4100、上から2段目にMAJIK DSMと、綺麗に設置されていました。
せっかく、ご自身で一からされたのに、つい「アンプは一番下が良いかも」等と余計なことを申し上げました。
そうしたら、早速レイアウト変更され、(LINNのAKTIVですから、レイアウト変更や接続変更は気を使うし1人でやるのって結構大変。
でも、音楽、音質向上に熱心なT様は、ものともせぞレイアウト変更されたのですねぇ。
お話し伺ったら、アンプを最下段に置いた方がよくなったとのこと。
低域が違うねぇ、とのことでした。

これは環境にもよりますが、お店でも経験があって、やはりラックは下段のほうが安定するので、アンプを下に置いた方が、T様の仰る通り低域がしっかりと腰が座ります。
逆にプリアンプは、システムをコントロールする頭脳なので、背面のケーブルがごちゃっとなりにくいところを選ぶとか、綺麗に配線できるところを選ぶ方がいいですね。
下段だと、電源ケーブルにインターコネクトケーブルに・・・といろんなケーブルの重なりが磁界を作って、プリアンプの動きを鈍くするような感じがあります。
さて、明日・明後日は週末。
ご自宅のシステムとにらめっこして、「よし!」と思ったらねじり鉢巻きで是非!
(これ、結果が悪くてレイアウトを戻すというケースも当然起こります。
しかし、オーディオはなにごとも経験!
全てが悪くなるのではなくて、何かお土産があるはずなので、そのお土産を絶対キャッチして下さい。
次に生かせます!)

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