毎日ひとつこと

1Fで鳴らしているオリジナルスピーカーLorenzのユニット搭載モデル。

外観は「メチャクチャ格好いい!」という方と、「フルクサイ」という方と賛否両論ではありますが、ひとたび音を鳴らすと結構どなたにも評判イイ♪ 愛されスピーカーです。
何せ、鳴らしやすい!
気温や湿度にあまり神経質な感じがなく、大抵の曲で、大抵思うよりいい音を出してくれるのです。
・・・というのも変な言い方ですが、路面店で雨やら暖かいのやらでコロコロ部屋の空気が変わるこの季節はスタッフにとっては悩ましいのです。
ヴィンテージ、現代のものに関わらず、お客様が「コレ聞きたい」とリスニングポイントに座った第一音でコケルと、お客様はもちろん、こちらも気がズンと重たくなります。
なので、1曲目は大抵「よかった経験あり」の曲をかけてしまうのですが、このロレンツ、「もしかしていけるかな」と運試ししてみても、大抵思った以上に鳴らしてくれて、親思い(?)の手のかからない子!なのです。
その秘密は、やはりユニットにあり。
これ、内部です。吸音材はこの写真には移っていないところに貼っていますが、大した量ではありません。超シンプルです。
ついでにいえば、ネットワークレスでコンデンサでツイーターをローカットしているだけ。
これまたシンプル。
申し遅れました。
ユニットは、Lorenz LP-312 Type1です。
30cmシングルコーン型ウーファーに、5cmのポリプロピレン系のコーン型ユニットLPH65を搭載しています。
同軸2ウェイですね。
そしてエッジはフィックスエッジです。
裏からはっきりと見ることのできるコルゲーション。
コルゲーションというのは、スピーカーユニットのコーン部の凹凸の部分で、上の写真でいうと、ブルーメタルの丸穴の中に見えるグレーのコーン部に線が入っているのが見えますでしょうか。
どうも、このスピーカーの安定感の良さに関しては、
・コンデンサでのローカットによりネットワークレス
・フィックスエッジ
・コルゲーションの塩梅
・・・などにあるような気がします。
もちろんそれだけではないのですが、お店で色々なユニットに触れてみて、鳴らしやすいユニットの条件ってあるような気がいたします。
まだまだ研究中ですが、このスピーカーの鳴り方って、安定感があってでも抜けが良くて音に身を任せられると言うか、本当にスカッと気持ちのよいスピーカーなのです。
ホッジスとか、コルトレーンとか、アート・ペッパーとか、何でもこい!デス。
SEKRIT DS-Iで気軽になります♪
ちなみに、外観は・・・スチール製の家具などと部屋に置いたらもちろんピッタリだと思いますが、意外と木製の家具とのマッチングも良いと思います。結構コレ個人的にはシックで、モダンだと思います。
(元々米松にハンマートーンの仕上げなので、重量自体は軽い。)
オリジナルスピーカー LORENZ LP312搭載 ¥550,000
コメントは利用できません。