使いこなし

これからオーディオを始めようと思うと、中々色々かかるものですよね。
スピーカー、プレーヤー、アンプ。
スピーカーケーブルに、インターコネクトケーブル・・・。
更にラックやスパイクマウントまで・・・となると、ちょっと大変。
そんな時はまずは置けるところに置いてみるので、良いと思っています。
そして、後々アップグレードとしてオーディオラックの購入を考えてみたり、アクセサリーを足してみたり・・・。
そう、オーディオラックは結構なアップグレードになるのです。
  
なぜなら、上の写真をご覧頂ければわかるように、機材は全てラックの手中(?)に・・・。
お使いのラックに手を当てながら、少しボリュームを上げて頂くとわかるかもしれませんが、音の振動は意外と大きなもので、アンプやプレーヤーは振動をもろに受けています。
(LP12なんかは、良く出来たものでその振動を拾ってしまわないように、フローティングの精度が高くなっています。なので、ハウリングに対してものすごく強いです。とてもクリアでS/Nがよい理由の一つはここにあります。これはまた、何かの折に・・・)
その振動は機器自身も受けていますが、ラックも大いに受けていて、ラックで更に反響したりして、もう大変!
それを、なるべく抑えたいということであるのが、QUADRASPIREのQ4D VENTやQ4 EVOなのです。
       
VENTはスリットが入っているので、ラックの棚板間の不要なレゾナンスが起こらず、またQ4 EVOなどは、ラックの裏面にナスカの地上絵のようなスリットが入っており、これも同様にレゾナンスを起こりにくくしています。
VENTはちょっといいお値段ですが、費用対効果は抜群。
もしQUADRASPIREのラックをお使いならば、一番上段を替えるだけでもかなり変わります。
すぐにそこまでは出来ないな・・・という時は、ラック上の機材の上に、薄いスェードを3cm角などでよいので置いてみて下さい。
これでもレゾナンスを抑えるのに役立ちます。
また、上の写真の様に何も機材を置いていない棚がある場合は、ちょっと吸音するために、革を置いたり制振材を置いたりすると効果があります。

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