使いこなし

昨日は失礼致しました・・・。

さて、今日は久々にDS関連・・・というか、ファイル再生を楽しまれている皆様に1つご提案です。
ファイル再生と言えば、「リッピング」。
そして「リッピング」したファイルの全てが「ライブラリ」となります。
この「ライブラリ」が生きたものになるか、使いにくいものになるかは、「タグ情報」にかかっています。
とりわけネットワークプレーヤーなどでNASを使う場合、ものすごく大切!
このタグ情報、リッピングする時にアーティスト名やアルバム名、1曲1曲のトラック名、ジャンル、その他様々な情報をファイルに埋め込むことが出来ます。
ただし、タグ情報がうまく認識されるのは、ファイル形式がロスレス(FLAC, ALAC)やMP3の場合。
無圧縮のWAVやAIFFでは、この「タグ情報」は埋め込むことが出来ません。
LINNのKinskyを始めとした様々なコントロールソフトで、NASに入った膨大なファイルがアルバムごとやアーティストごと、ジャンルごとに分けて見ることが出来るのは、このタグ情報をもとにしているのです。(※)そうして、好きなように目的のアルバムを探すことが出来るのです。
(※それがNASの中にインストールされているメディアサーバーソフトの仕事の1つ)
タグ情報の中で、主にメインとなるのは「アーティスト」「アルバム」「ジャンル」「アルバムアート」、この4つです。
この3つがうまくいっていれば結構快適なファイル再生が可能です。
さて、その内の「ジャンル」。これをうまく使いこなすと目的のアルバムまでの道のりはグンと近くなります。
というのは、「ジャンル・アルバム」「ジャンル・アーティスト」「ジャンル・トラック」と、2つのタグから探すことが出来るので、例えば「クラシック(ジャンル)」の「ベートーヴェン交響曲7番(アルバム)」とか、「交響曲(ジャンル)」の「クリスチャン・ティーレマン(アーティスト)」とかで探すことができます。
そして、その「ジャンル」ですが、これは自分で好き勝手に言葉を入力することが出来ます。
一般的には[Rock],[Jazz],[Classical],[Pops],[R&B]…という具合でしょうが、
日本語に徹底して
[ロック][ジャズ][クラシック][ポップス]…
でもいいですし、
80%がクラシックだ!という場合は
[Symphony][concerto][Quartet][piano][violin]…
[交響曲][協奏曲][室内][器楽]…
とか。
あるいは、こんなのもありです。
[Beethoven][Mozart][Bach][Mahler]…
これは「ジャンル」というのには抵抗があるかもしれません。
しかし、ジャンルのところに、ライブラリの多くを占めるものを入れておくと、これで一括りで見ることが出来るので、かなり便利。
いずれにしろ、「ジャンル」はある程度自由度があってよいと思います。
あまり細かく分けすぎると、何のジャンルにしたかわからなくていくつもフォルダを開かなければならない場合もありますが・・・。
ただし、ご注意!
大文字・小文字の区別や、半角スペースなどすべて認識されてしまうので、「これ!」と決めたらメモしておくといいかもしれません。
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