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ビックバンドと聞いて「ウルサイ」「ムズカシイ」という印象を持たれたことはありませんか?
(私は実際そうでした)
でも、聴いてみると、ゴージャスで、スインギーで、とっても楽しい!!
最近のLegatoのお気に入りをご紹介です。
★カウント・ベイシー
「アルバムで聴け!」と言われそうですが、2004年にリリースのベイシーの生誕100年を記念したコンピレーションアルバム「100th Birthday Bush」。
「ベイシー中期の頃の輝かしい時代の・・・」と何かに書いて有りましたが、贅沢な1枚で、サラ・ボーンや、ナット・キング・コールがボーカルで歌うものもあり、全曲通して楽しい!
特に、ベイシーの代表的なナンバーでもある「Jumpin’ at the woodside」。
「始まるよ~全員集合!」と言った感じのノリのいいこの曲、Basie in Londonや、Count on the Coastにも収録されていますし、カウントベイシー・オーケストラによる演奏で88レーベルから出ているBasie is Backにも入っていました。
この盤に収録されているのはLambert,Hendricks & Rossの3人がボーカルを務めます。これが洒落てて、古い時代の映画を観ているような気分になります。

★デュ―ク・エリントン
Ellington 65’なら、聴きなれたスタンダードナンバーMoreやFly me to the moonなども演奏していて、なおかつアレンジが一筋縄ではいかないので、聴きやすい上に楽しめます。
1人1人がスター級なので、音楽に奥行き感があって、ゴージャス!

こういうのを聴いていると、音楽は定位ばっかりじゃだめだ!と思えてきます。
(もちろん定位の良さはとても大切だ、ということは大前提ですが)
中域の厚み、バランスも音楽の重要な要素。
そうすると、大きな口径のスピーカーでなくても全然楽しめちゃいます。
お店のヴィンテージオリジナルのRFTなんか最高ですし、意外とLINNのUNIKが中々良かったという・・・。
UNIKは樹脂製のキャビネットの2ウェイスピーカーですが、前モデルと合わせて15年以上のロングセラーモデル。バランスいいんですよねぇ。
休日の朝は、少しボリューム上げてたまにはビックバンド、お楽しみください♪

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