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本日はまし締めについて書かせていただきます。
車などのパーツと同じようにスピーカーのユニットややラックの足をレンチで締めるだけという大変簡単なメンテナンスですが、これで音が激変します。以外と緩んでしまっているんですね、振動しているからでしょうか。
少し大げさかも知れませんが、スピーカーを例にすると、音を出しながら締めていくと締めているユニットからの音からパキっとしてくる感じがわかります。

私はとにかくきつくしっかり締めれば良いと思っていましたが、締めすぎてはいけないという事を先日教わりました。スピーカーによって適度な締め具合があるのです。

そこで最近使ってみたのが力の加減を合わせられるトルクレンチです。 操作はとても簡単で力の加減を目盛りで合わせてカチッと音がするまで締めるだけです。微妙な誤差などが大きく音に影響してくるオーディオ機器には必需品ですね。締め具合を変えて音の変化を実験してみるのも楽しいです。
皆様も是非お試しになってみてくださいませ。

ちなみに「トルク」(torque)とはラテン語で回転している物体の周りに働く力のモーメントという意味なのだそうです。
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