LINN

店頭でのご紹介はまだ先になりますが、今回のオーディオショーで初お目見えしたLINNの新しいEXAKTスピーカー、Series5。

オーディオショーレポートでは簡単に触れただけだったのでもうすこし詳しくご紹介しましょう!
新しいシリーズは2モデルリリースされ、容積20リットルの520と30リットルの530。
いずれもEXAKTスピーカーなので、もちろんユニット分のアンプが搭載され、アクティブになっており、更にEXAKTエンジンが搭載。
EXAKT LINK付のDSと接続して使います。
530は、こちら
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足元の部分がパンチンググリルになっているのが何となく見えますでしょうか。
3ウェイスピーカーでウーファーがお馴染のアイソバリック方式になっています。
こちらは、高さが1m弱で、23×32の長方形。
520はこちら。
530より6cmほど低くて、約22cmのほぼ正方形。
こちらは2ウェイのスピーカーです。
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ファブリックを脱がせると、チラッ
・・・アンプ部分が見えます。
黒い筺体に着せられるファブリックは、LINN FABRIKとスペルのCがKに代わった製品名。現在のところ11色で、来年にはハリスツイード布地やプリントの布地も登場する予定と聞いています。
もちろん季節によって、気分によってファブリックを変えられるよう、別売されるようです。
なので脱がし方(!?)も簡単で、誰でもできるようになっているのだとか。
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電源とEXAKT LINKはここにありました。(520)
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これ↓は520のガラスの天板。
足元と天板がガラスになっています。
ガラスの音がのってしまわないように、上手にフローティングされてあるのだとか。
マニアですね。
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ガラスも3色から選べます。
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天板のガラスを外すとこんな風になっていて、シリアル番号があったり、ガラスを透過してシリアルが光るようにLEDが埋め込まれているのだそう。
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そうそう、「透過」と言えば、ファブリックって、今後リリース予定のハリスツイードや、このLINN FABRIKって、布地の厚さが違うはずですが、これはさすがEXAKT。
新しいSeries 5では、KONFIGで布地の選択をすると、透過率をその布に合わせて音を出すのだそうです。
なんて賢いのでしょう。
昨今「パーソナライズ化」は進み、
大層なオーダーメードではなく、気軽に自分の好みに合わせたり、
一度買ったものを長く使うために気分を換えられるような仕組みというのが、
色々な形で製品に取り入れられているのを見ます。
この製品もその中の1つですが、LINNの今までの製品作りの姿勢(長く使ってもらうための基板アップグレードサービスや、ソフトウェア上での無償アップグレードで機能が増えるなど)を見ていると、自然に発生した考えのような気もします。
時代は流れていて、
モノのない時代、大量生産の時代、
それとは別のラインで
アナログ、デジタルになってCD、ファイル再生、そして、ストリーミング・・・
色々なラインで、これらの時を経てきた「今」、もう一段なにか変われる時代なのかもしれません。
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