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本日最も評判のよかったヒト。
EMPIRE 8000P
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気候が少し変わってきたので、昼間、ちょっとばかりスピーカーをうごかしました。前にとか横にとか。それでもホンの数センチです。
そうしたら伸び伸び鳴っちゃって、グレコだとか、ピアフだとかが魅力的に歌うのです。
ビュフェの描いたホテルのエントランスから鳴ってるみたいに。
だいたい、そこから誰か出てきそうなくらいの時はセッティングがうまくいっていて、何度も聴いてるシステムでも、何度も聴いてる曲でも、本当に幸せな気分になります。

今日はグレコのJe Suis Seule Ce Soir(今宵一人で)をかけたら、うっとりして、DSはKLIMAXだし、Katalystだし、本当に「クライマックスサイコー」と叫んでおりました。

この曲、タイトル通り詩は寒くて寂しい歌なのに、グレコが歌うと、仕方ないわ、春だから今日はこれでもイイわ…みたいにあっけらかんとして、フランス的ケ・セラ・セラな感じがとてもウィットに富んで、改めてEMPIREの懐の深さを感じます。
実家のアンプ、やっぱりもう少しアップグレードしたほうがいいかな…。
(アンプはOCTAVEプリメインアンプと、KLIMAX DS。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA しかし侮れないのがNuPrimeのプリメインアンプ。

このあと、お客様のご試聴予約あり、NuPrime IDA8でピエガを鳴らし、そのあとにご来店された方がヴィンテージスピーカーにご興味があるとのことで、マッチングも考えずにそのまま繋ぎ変えて鳴らしてみたら、これが良いのですよ。

お客様も「これいいな」となって、急にNuPrimeは制動力が高いですからと胸を張ってみたりして。(販売員とはズルいものです)
まさか13万円のアンプと14000円のネットワークアダブターで鳴っているとは思えない情緒豊かな鳴り。

このあといらした若いお客さまも、これで上原ひろみとか、久保田利伸(私が中学生の時に聞いていたアルバム!)とか、アースウィンド&ファイアとか聞いて、音が熱い!でもクリア!すごいよかった!と喜んで頂くし、その後いらした方も、アメリカの音とは思わなかったと言いつつ、明らかにお店に入ってすぐより和まれた感じだし、とにかく今日はEMPIREが主役な1日でした。

OCTAVEで鳴らすのとNuPrimeで鳴らすのとを比べるのはとても無粋なので、しませんが、NuPrimeは思いがけない鳴り方で喜びをもたらしてくれました。
閉店した後、この感動をブログに載せるならもう一度聴いておこうと聞き始めたらはまってしまいました。

ナブッコの「行け、黄金の翼に乗って」は、音場広く奥行きの層が厚いし、毎日聴いてる魔笛もまた魅力的。
ベートーヴェンの交響曲をガッツリ聴こうとすると、プレーヤーが物足りない感じはしましたが、それでもこれだけ鳴ればハッピーです。

EMPIRE 8000Pは、ブックシェルフスピーカーのイイ置き台になっていましたが、ゴメンなさい。
あなたの魅力、きちんと伝えていきます!!

EMPIRE 8000P ¥600,000
NuPrime IDA8 ¥130,000
NuPrime WR100 ¥14,000

OCTAVE V70SE  ¥830,000

LINN KLIMAX DS ¥2,500,000

すべて税別

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