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音って不思議です。
色をもたないのに、色彩を感じます。

以前読んだ哲学の本で、木の葉が緑だというのは、立場を変えると緑でないかも(たとえば犬には緑には見えていない)、それが本当かどうかはわからない・・・というくだりを読みました。
これは物事を根本から考えるためのたとえ話の1つでしたが、考えてみればヒトというのは、目に見えるものに頼りがちですよね。

見えない「音」も「見よう」として、色があるように感じたり、音の奏でる世界を夢想します。時に音を水彩画や油絵にたとえることもあります。

見たい!見えそう!
でも、見えないからこそ、掴めないからこそ、そこに向かうのかもしれません。
あるいは、見える世界では埋められないものを音楽が埋めてくれるから?
あるいはあるいは、しがらみや世間体や見えないものには傷ついても、音楽は絶対に裏切らないから?

なぜかしら?
考えても仕方がない様な感じもしますが、考えるのも楽しいような気も致します。
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