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JBL Lancer L101

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先日のJBL  C37 Rhodes(ローズ)のご案内に続いて本日はLancer L101です

1965年の発売のLancer L101スピーカーシステムはC56 DORIAN と名付けられたエンクロージャーにS1というスピーカーユニットシステム、低域には35.5cmコーン型ウーファーのLE14A、高域にはホーン型トゥイーターのLE175DLHを搭載し、ネットワークにはLX10を構成したシステムをL101と言います。

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エンクロージャーの外観はTOPプレートはメキシコ産の天然大理石を使用していてフロントの手掘りの格子パネルとともに、温かみがあり家具調で、とても手の込んだ造りになっています。
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このスピーカーシステムを見たときにインパクトがあるTOPプレートの大理石は共振周波数を下げる効果も発揮しているのが特徴です。
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丁度この年に日本のサンスイ社がJBLの総代理店になり、ようやくJBL製品も日本で入手しやすくなってきた頃で、それもあってか非常に高価ではありましたが、デザイン性もあって、Lancar L101は当時、非常に人気があったようです。
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ユニット構成はウーハーのLE14Aは特徴的な白色ダンプ材を塗布していて、その効果により剛性が格段と向上することに成功しています。

それにより安定したパフォーマンスを得ることを可能にしています。

トゥイーターの蜂の巣ホーンLE175DLHはアルニコマグネットを使用しており3.4kgの磁気回路と、極薄ダイアフラム、4.4cm径のアルミリボン線エッジワイズ巻きボイスコイルなど、当時のJBL技術が最大限に採用されています。

Lancer L101要である175DLHがJAZZのサックスを心地良く鳴らしてくれると、当時のJAZZ愛好家には人気があったそうです。

現代のスピーカーとは違う、軽快に鳴りとレスポンスの良い低域。

このサイズから、えっ!と思うほどの量感があります。

ヴィンテージスピーカーの魅力を是非、ご堪能ください。

◆JBL Lancer L101  販売価格:480,000円(税別)

SOUND CREATE  LOUNGEにてご試聴いただけます。

お気軽に、ご試聴くださいませ。

三浦

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