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100年前の今日、1915年12月12日、フランク・シナトラがこの世に誕生しました。

生誕100年の今年は、ベストアルバムが出たり、色々な人がシナトラに因んでCDをリリースしたり、イベントが行われたようでした。
山ほどCD持っているので、新しく出たベストアルバムは買わなかったし、イベントも参加はしていないけれど、密かにLegatoでは1年通して店内にシナトラのレコードを飾って祝っておりました。
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しかし、「シナトラ」という名前、インパクトがあります。
「Sinatra」はシナトラ以外に読めないし、
(ゲーテとか、グイネス・パルトロウとか、時代によって日本語表記が異なりますものね)
「シ」と「ト」が若干尖り気味の発音ですが、その間の「ナ」が絶妙に緩和していて、「ラ」がしっかり留めているというか、発音が流れないで、それでいて広がりも持っている
イタリア風にやると、舌も巻いちゃいますし。
(雰囲気でモノ言っていますね。)
ワタクシの母は「カズコ」で、全部音が強いのでイヤだと言っていました。
だから気が強くなるのだとか。
名前はずっと呼ばれるものですから、大きくその人に影響があるでしょう。
シナトラの名前は、ものすごくインパクトがあって、しかしただ強いばっかりでなくて、
柔らかみも感じられます。
最初に聞いたのがいつだったかどこだったか(小説の中?)全然覚えていませんが、
とにかく、「昔から当たり前に知っている気分」にさせる名前です。
フランク・シナトラとか
マイルス・デイビスとか
名前の座りがいいですもの。
他にない、唯一の存在。
なるべくしてなっているのかもしれません。
そういえば、マイルスも「シナトラが歌うようにトランペットを吹きたい」というようなことを言ったのだとか、昔何かの雑誌で読みました。
なんだか100年とは全然関係ない話になってしまいましたが、
聞いてみて下さい。
きっと気に入る曲が見つかります。
来年はどの歌に心惹かれるんだろうか、
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