使いこなし

遅い時間になりました。

今日は日中はムッとするほど暖かかったのに、夜は暴風雨で少し寒くなりました。
三寒四温で、まもなく春本番ですね。
自宅近くの桜ももうつぼみが膨らんで今にも咲きそうです。
さて、変わりゆく季節を敏感に楽しむのは、日本人の特質だろうと勝手に思っていますが、そんなキメ細やかさを持った私たち、オーディオのちょっとした違いにもきっと敏感なはず。
(花粉症に、少し頭がぼやっとしながらも)
週明けで前置きが長くなりましたが、今日はJensenのOld Imperialのツイーターを変えてみました。
チラッとこの間よかったシアーズのツイーター、コンデンサもいくつか用意し、朝から実験♪
ドームツイーターです。
簡易で取り付けていますが実験にはこれがもってこい。
さて、まずは先日聞いた1.5μFのコンデンサを使って17500Hzで切ったものから。
声の陰影、奥行感なんかは、さっきまで使っていたスキャンスピークのドームツイーターに比べるとかなり深みが増します。
でもちょっと声の帯域、かぶっているところがあるのかもしれません。
スキャンスピークで結果のよかった20000Hzで切ってみることにします。
シナトラの口が小さくなりました。低域もこのほうが深みが出ます。
一緒に実験した本店スタッフが、もう少し欲張ろうよ、と一気に23000Hzで切ってみました。
コンデンサは、1.15μF。
シルバーの方がちょっといいコンデンサ。赤いのと混ぜています。
この結果が上々!!
ボーカルの口が小さくなるとともに立体感が出てきました。
低域も伸びます。
しかし、Jensen70年くらい前のスピーカーだからと侮っていたら、随分上まで出るんですね。
ツイーター追加で奥行き感、広がりも出てきました。
ちょっとツイーターの見た目かっこうわるいですが、これでしばらくならしてみたいと思います。
ちなみに、開店一番でこられた方は現代のスピーカーで7.1chをされているとのことでしたが、初めて聞かれると言うJensenに「こんな旧いのが、こんな魅力的にに鳴るとは!暖かくておくの深い音色」と驚かれていました。
・・・話の始めに戻ると、オーディオって四季折々に細やかな表現を持っている日本人に合っているかも・・・と思います。
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