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まだ終わっていなかったの!?と言われても、
まだまだ続くよ「スコットランド便り」です。

製品完成の最終段階「組立」
その前にちょっとその工程について説明。

LINNでは、出来たパーツを組み立てる時、一部の作業だけを何十、何百回もするようなベルトコンベア式の作業方法ではなく、基板や端子などのパーツを取り付け、製品のチェックをして、組み上げ、梱包をする・・という一連の流れを、一人の人が行います。
しかも製品によって担当があるわけではなく、数ある製品の組立はこのセクションを担当するスタッフならどれでも作業します。

組みあがった製品には、責任をもって自分の名前をサインする。
これは1970年代からずっと続くLINNのやり方。
それをLINNではこう呼んでいます。
「シングル・ステージ・ビルド」

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これは、EXAKT AKUBARIK のアンプ部。
この春、新DAC Katalystが搭載されたNEW EXAKT 350は、それはそれは素晴らしかったですが、このEXAKT AKUBARIKとEXAKT AKUDORIKにも追々Katalystが搭載されるのです。今から楽しみ。

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このデスクはEXAKT AKUBARIKのアンプモジュール組立 専用。
製品に使う部材だけが前方のパーツトレイに用意されています。
・・・となると、LINNは製品が多いから、デスクが沢山必要そうですが・・・?

実は、デスクもその都度用意されます。
各製品を組み立てるためのデスクは、それぞれがパッケージになってストックされていて、前々回登場したビークル(ヒューイ、ドゥ―イ、ルーイの3台の工場内を走る無人車)が指定の場所まで運びます。
作業員は、そのデスクに行けば、必要なものが全てそこにあって、あちこちに取りに行ったりすることなく、集中して作業に取り組めます。カシコイ!!
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上のデスクは、組み立てた製品の通電テストをするためのデスク。

下の機械は、スピーカーの測定器。

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こちらは、MAJIK140 ホワイトのハイグロス。
こうしてみると、一度に全く別々のものを組んでいます。
この日、1月の冬休み明けということもあって、スタッフは少なかったのですが、取りかかっている製品は、LP12、スピーカー、EXAKTスピーカー、DS・・と多種多様。
LINNでは、同じものを一斉に作るのでないようです。受注順?

ちなみに、スピーカーのキャビネットは家具屋さんで作られているので、突き板の仕上がりも綺麗。

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下はMAJIK LP12のモーターを取り付けるデスク。

LP12は、このようにスコットランドで組み上げますが、日本に届くまでに様々な振動などでパーツの緩みも出ますので、日本で必ず調整します。
特にスプリングの調整が重要ですもの。

そういえば、日本を出るときに、お客様からお持ちの製品にサインされていた名前を託されて、もし会えたら宜しく言ってほしいと言われたのですが、この日は休んでいて会えずでした。

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さあて、出来上がり。
最後にサイン。
責任を持って、そして誇りを持って。
そして梱包。

世界中に散らばっていくLINN製品。
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ロスがなく、そしてミスが起こりにくい。
また、一つ一つ1人が担当することで、責任や誇りが生まれ、働く人のモチベーションを常にプロフェッショナルに保つことができる。

作り上げる過程さえもが、LINNのフィロソフィに沿っていて、
どこを切っても音楽再生に真摯で実直な「メイド・イン・スコットランド」のプライドが浸透しています。
そこから出てきた音が、悪いわけがない。

今後も進化は止まらないでしょう。
工場見学は今回で終わり。
でも、まだちょっと社内見学が続きます。

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