Legato EYES

店頭で製品をご案内している時に「~はできないの?」と聞かれて、「できないんです」と言うのが苦手だった時期があります。
できるだけご要望に応えたい気持ちはありますが、目の前の製品をどうにかすることはできないので、言われるとただただ困ってしまう・・・販売のお仕事されている方はそんな経験ないでしょうか。
たとえばAnthony Galloのスピーカー、「低音は厳しいね」と言われると、「出てますよ!」とは言えないですね。※
確かにそうなんですが、これだけ筺体が小さいんです。
仕方ない・・・
仕方ない!?

それがこのGallo MSの大きなメリット。
低音は出ても、大きなスピーカーじゃデスクトップには置けないですもの!
どんな場所でも置けるということは、他にはない大きなメリットです。
しかも筺体が球型で指向性が広いので、お部屋の端と端に置いても気持ち良く鳴ってくれますし、質のいいフルレンジ1つのスピーカーなので、声の帯域は抜群。
癖のない低域でピアノもとてもいいのです。
(重低音がきいているものや、低音が膨らみがちなものは意外とピアノの再生が難しいです)
TVに接続するのに、邪魔にならないし、音もずっといいしとてもお勧め。
デスクトップで聴くなら、デスクの板が丁度反射板となって、低音も十分楽しめる鳴り方をしてくれます。
超ハイエンドシステムをお持ちでTV用に使って頂いているうちに、早朝はこれでピアノを聞くんだという方は、パッと思い浮かぶ中に少なくとも3人はいらっしゃいます。
「小さいこと」で低音の量感がないというデメリットも、「視点」を変えればこれだけのメリットに。
「なんでも鳴る」に憧れますが、「魅力」とイコールになるかどうかは・・・?
※冒頭の「低音」については、Galloもちゃーんと低音出ています。
出ているので、ピアノも声も、とってもよいのです。
が、どういう低音を期待するか・・・という話。

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