Legato EYES

ネットのニュースを見ていたら、こんな記事が・・・。
『ソニーは22日、世界的なヒット商品となった携帯音楽プレーヤー「カセットウォークマン」の国内向けの生産を、今年4月末で終了したことを明らかにした・・・』
・・・


カセット・・・、とっくに離れていましたが、改めてこういうニュースを読むと、何となく寂しい気がいたします。
そもそも、「ウォークマン」=「ポータブルプレーヤー」という思いこみさえ生まれた大元はカセットですよね。
30代前半の自分にとっても学生時代は、好きな音楽を持ち歩くツールとして、カセットが主流でした。
CDウォークマンもありましたが、音飛びするのと、今のように誰でもPCを持っている時代ではなかったのでCDロムに音楽を焼くという習性はもう少し年取ってからになるわけで、多感な中・高の頃に、好きな音楽を聴くとしたら断然カセット頼りでした。
友人同士、あるいは好きな子なんかに思いを託してカセットを渡し・渡されたり・・・
青春ですねぇ。
その後MDもありましたが、MDの後はメモリ型のものへの移行が早かったような。
そうした意味では、LPやCD、ラジオなど好きな音楽をカセットに録音して持ち歩くのが、一番慣れ親しんだ音楽再生でした。
思えば、DSやPCオーディオ、IPODなどで便利に使っている「プレイリストを作る」という行為は、当時からあったんだなぁ、と思います。
当たり前のようですが、しっかり取り組んでいたことに意外と驚きです。
しかし、当時聴いていた音に比べると、なんとミュージシャンに近くなったものだろう・・・、そう思います。
※写真右は、まさに自分が使用していたもの。下の黒い部分に電池が入る。
当時はこれでもずいぶん小型化したものでした。

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