使いこなし

Legato1Fレイアウト変更しまして、色々なスピーカーをとっかえひっかえ鳴らしておりますが、どれも「これだけで鳴っているの!?」「よく鳴るねー!」と中々好評です。
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もちろんスピーカーそれぞれがいいのですが、セッティングの種明かしをちょっとだけ。
ラック上のスピーカー(Audel Hifido)や、猫足スピーカーWharfedale上のアルミのスピーカーPIEGA TP3、さらに外側の小型フルレンジAudel NIKAなどを何もせずにそのまま鳴らすと、スピーカー間が離れているものですから、音が中抜けしたりします。要はスピーカーからのみと、真ん中だけ音が出ている感じ。
そんなときは、埋めてあげればいいだけ。
例えばPoint1のように壁に絵やレコードを掛けて反射をさ、Point2のようにサウンドクリエイトオリジナルの調音インシュレーターMu-Fleやcloverなどを使って埋めてあげます。
Point2を拡大してみます。

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写真は、横のPIEGA TP3を鳴らすとき。
少し離れているため、音場に高さが出なかったので、高さを出したい!
そこでクローバー(調音インシュレーター)の力を借ります。
ラックの上でHi-fidoなどにぶつかって混ざるレゾナンスはオレンジ色の星だとして、これをクローバーのスェード面が音を吸収します。もやもや感はなくなり、さらに音を上に前に出したい。
ヌバック面が反射となって、上に、前に音を反射させ、音場に高さが出て、ボーカルもスッと立ち上がりました。さらに音圧もあがります。

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今度は、ラック上のHi-fidoを鳴らしてみます。
TP3用に置いたクローバーの位置では、直接音をもろに浮けてしまい、TP3のときのような効果が生まれません。さらに、ラックの上で鳴らしているので、ラック上の音の跳ね返りもかなり邪魔していて、音圧があがりにくい。
そこで、後ろに下げて、ヌバック面を上に、スェード面を下にしました。
跳ね返りを吸収しつつ、音は上に上がるので、Hi-fidoでも好結果が。
壁の絵や、ラックの上の調音インシュレーターで、音がうまり、中抜けがなくなりました。
そんなときは、Point3です。
ラックの下のレゾナンスをとります。
お店ではコルク板を置いていますが、カシミアやウール素材など音を吸収してくれるものをラックの下に置いてみたり。
1個1個の効果は小さいものに感じられますが、この積み重ねで、「おぉ!」という音に仕上がるのです。
ご自宅でも是非♪
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