使いこなし

セッティング中、音がよくなってくると、どんどんノッてきて、楽しくなります。
おお!よくなった!
これはどうだ!おおお~!いい!!
・・・で、このへんで・・・と終わろうとすると、「あれ、ラックのポールが緩い・・」
・・・締めます。もちろん。これは基本ですから。
ラックのポールは、締っていないより締っている方が良い。
もちろんスピーカーのスパイクも緩くない方が良いに決まっています。
・・・でも、なおすと、
音が「あれーーーーーーー!?」ということになります。
それまでどこかがゆるい状態で調整してしまったから。

この間、良かれと思ってポールの緩みをとっていたら、低域が減っちゃって困ったのでした。
ラックの水平をみると、後ろが高くなっていました。
ほんの数mmですが、壁からの反射の距離がちょっとでも変わると、変わってしまうものです。

極端な図ですが、「え」というくらい変わります。
解決法は、ラックの足の下に革を敷いたりコルクを敷いたりして、あらたに水平をとること。
ポールを締める前のように低域もしっかり出て、なおかつ輪郭がはっきりして、にじみがなくなったのでした。
なんだか、オーディオは面倒くさそう・・・という感じに受け取られるかもしれませんが、単純に何にでも理由があるだけ。
(調整を詰める前に、各部の緩みなどはチェックした方が、らくちんですね。)
それと、・・・音楽に対する情熱と、音に対する冷静さが必要。
常に言い聞かせますがつい情熱が先走る。
冷静と情熱の間で・・・さて、今日もセッティング♪

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