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本日九州ご納品&調整で、1日お店を留守にしておりました。

KIKO DSMのご納品と、先月本店の石井がご納品に伺ったLINN KLIMAX EXAKTの調整。

たくさん撮影させて頂きましたが、出先のため写真アップは明日以降にして、本日は文章のみ・・・。
お納めしてからもうすぐ2ヶ月になるKLIMAX EXAKTと、30年お使いというALTEC A5を聴かせて頂きました。
・・・未だ感動覚めやらず。
ALTECから飛んでくる音を、浴びるように聴いたマイルスの「Four and More」。
EMT 927とマッキンC22、カンノ300B。
「スピードが早い」とはこういうことかと。
低域がもたついたりしたら、トランペットもドラムもサックスも何もかも全然ダメだ!
これでなきゃダメだ!と思わせるような、凄い迫力と生々しさ。
合唱曲は、もたついたりせずに、綺麗に抜けて上が伸びるから気持ちいい!!
とにかく、音が飛んでくる飛んでくる。
レコードに録音されているのと自分のとがわからないくらい自然に拍手していました。
ALTECから出るホワイトノイズはまるで波音のようで、夢心地でいましたが、
「どう?悪くないでしょ。でも、これじゃあロックや弦は鳴らないんだ」
とLINN EXAKTに切り替え。
「同じ曲を聴いても仕方ない。」
全然違うものだから。と、
井上陽水の「忘れ物はなんですか?」から始まり、五嶋みどりの「パガニーニ/カプリース」(この弦の音は絶対ALTECでは鳴らない。だからこれを入れたんだよ。こんなに位相が揃っているのは他にないもの)、Yo-Yo-Maが演奏するモリコーネの曲は体にしみ込むようで自然と涙が出てきます。
尾崎紀代彦「また逢う日まで」で驚き。
お客様の言う通り、ALTECとLINNはそれぞれ体感上でも明らかに音の感じ方が異なります。
だから、「勝負なんかしたってつまらん」
それぞれ、合っているものを聴くんだよ、とのこと。
しかし、EXAKTはお客様の好みに沿った音になっていて、これがまたオーディオの不思議。
お店で聴いている音とはやはりどこか違います。
調整に来たはずですが、なんだか凄いオーディオ体験をさせて頂き、刺激を受けまくっています。
まとまらないレポートでスミマセン。
なるべく早く、アップします!
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