Legato EYES

今しがた本年の営業を無事に終えることができました。
今年も誠にありがとうございました。

最終営業日のご挨拶も今回でなんと7回目。
まずは10年を目標にしているLegatoでございますが、10という数字が少し明瞭になって参りました。

12月に入ったあたりから、1年を振り返り、そのうち1年を超えて、Legatoの今までの流れに思いを巡らせることがしばしばあります。
「歴史」というにはまだまだのこの小さい店が、銀座という大都会でなんとかやってきているのには、
本当にひとえに皆様のおかげであると、感謝の念が絶えず胸に湧いてくる次第でございます。

1年という月日は、毎日を積み重ねた結果にすぎませんが、
ヴィンテージスピーカー、対極にある現代のシステムなどを見ていると、
音楽史上、オーディオ史上において、人はなんて遠くまで来たことだろうと思います。
しかし、やはりそれも作る人、使う人の本気が成し得てきたことではないかと思います。

全盛期に比べると元気がない市場と聞くことも多くありますが、どうでしょうか、Legatoのドアを入ってくる人々は、送り手も受け手も本気も本気。
その本気を繋ぐ、良い伝い手として、来年はもっと深く、もっと貪欲に励んで参りたいと思います。

近くから遠くから見守ってくださる全ての方へ、言葉にはし尽くせないほどたくさんの感謝を込めて。

新しい年が素晴らしいものとなりますように!!

2016年12月28日
サウンドクリエイトレガート店長
竹田 響子

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