オーディオ屋のブログですが、時々（しょっちゅう）違う話も。
ラウル・デュフィの展覧会が渋谷のBunkamuraミュージアムで開催中です。
先日上野のバルテュス展とはまた打って変って、カジュアルな感覚で楽しめる展覧会。
まさに「楽しきデュフィ」です。
デュフィのことをLegatoブログでご案内したかったのは、オーケストラの絵やピアノの絵を多く描いているから。
レコードのジャケットにも使われていたりしますが、ピアノやヴァイオリンと一緒に楽譜が描かれ「モーツァルトに捧ぐ」とか「ドビュッシーに捧ぐ」などの絵があります。
ITOYAさんなどでポストカードになって売っているのを時々みかけます。
（ビュフェの絵でもすごく似た構図のものがあります）
他に俯瞰で捉えたオーケストラの絵も多く、実は指揮者のシャルル・ミュンシュとも親交が厚かった様子。ミュンシュの指揮するパリ音楽院管弦楽団のリハーサルに通ったのだとか。
この他、洋服の生地のデザインをしていたり、1937年パリ万博のために描かれた「電気の精」なども展示されていて、男性にもきっと面白い展覧会かと。
デュフィ展は7月27日まで
