使いこなし

ただでも良く鳴るPIEGAのTP3を、更に良く鳴らしたいと、セッティングに勤しむ先週。
Legatoの1Fはディスプレイも兼ねて、色々な物があったり、石畳やガラスのウィンドウで結構ライブだったり、オーディオ再生の環境としては、決して好ましい空間ではありません。
それでも徐々に部屋の特徴が分かってきて、こまごまとセッティングを更新しており、先週のブログでもご紹介した通り壁に吸音用にコルク材を貼ったりしておりました。
ところが、静かになればなるほど「あれ、おかしいな?」という部分がでてきました。
左右の音が中々揃わないのです。
左右のチャンネルの環境が異なり、元々同じよう置いても揃わないので、振りの角度や壁からの距離などは若干変えています。
それでも、いつものように音がピシッと揃わない。
左のみどのように置いても低域に芯が出ない・・・。
さてどうしたものかと、台座(EMPIRE)に手を置いてみると、左がわのスピーカーの方が台座がグラグラします。
見てみると・・・、1か所、元々の足(1mmくらいの出っ張り)の上にゴム足を付けてしまっていたのでした。
これでグラグラして水平も取れていなかったため、いくらやっても低域が安定しなかったのです。
ある程度の位置が決まったら、スピーカーの足元はまずガッチリとさせてから、細かな調整をする・・・
これが、セッティングの順序というものですね・・・。
 
スピーカーの左右はこんなにも環境が異なります。
左スピーカーの後方は、出っ張った柱に絨毯が貼られています。
右スピーカーの後方は、角の出っ張りがあり、内側には反射板が。
しかも、左スピーカーの方が空間がオープン。
リビングなどではきっと同じような環境の方も多いはず…。
そんな時は・・・のお話もまた次回!

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