使いこなし

今年のあたまにPIEGA Premium1.2とLINN SNEAKY DSMをご購入頂いたお客様。

セットアップはご自身でとのことで、説明書きと合わせてお送りさせて頂きました。
その後、セッティング似ついてのご質問を頂き、お部屋の写真をリクエストした後、いくつか考えられることなどをご案内。
更にしばらくしてから、またご質問頂くなどがありましたが、
SNEAKY DSMにもSPACE OPTIMISEは対応しましたし、一度お伺いさせて下さいとお願いして、先日のお伺い。
最初に拝見した写真の時とはガラッとセッティングを変えられ、追求のあとが見られて、聞かせて頂いたら、丁寧なセッティングがちゃんと音に出ていて、お客様らしい奥ゆかしく味わいのある鳴り方。システムの成長を嬉しく感じます。
1つ気になったのは、低域。
少し低域が安定しない感じ。
そこで電源周りを見ると、アース戻しケーブルはきちんと使って下さっていて、嬉しく思いました。
が1つ。DSとNASの電源の取り方。
壁のコンセントから直接電源をとっていらっしゃいました。
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直接電源をとるのが確かによさそうですが、タップを介した方がよいというのがあります。
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なるべく接点が少ない方がよさそうなのに、なんで!?
なのですが、これは経験上、絶対あって、推測でしかありませんが、
壁コンセントの向こう側にきている電線と、DSやNASのケーブルがコンセントのところに集まってしまって、磁界を作るのか何かだと思います。
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これを変えただけでお客様のお悩み「ちょっと高域が伸びない」「高さがでない」「少し低音が混濁する」は、8割がた解決。
クリアになって、低音の解像度があがったので、高域も伸びて、高さも出ます。
全ての道は低音に繋がる。
お客様も、いらしていたご友人も「変わったね!!」「マジック!!」と驚き。
最後に、SPACE OPTIMISEを。
Premium1.2は未対応ですが、バスレフポートの位置とネットワークなどの情報から判断するので、近いところでLINN KATANで登録することにして入力。
最初に「この盤は録音も演奏も旧くてよくない」と言われていたモーツァルトのハープとフルートの協奏曲の聴こえ方も全く変わり、結果、音によって音楽の理解の深さが変わるというお話で盛り上がりました。
壁コンセント直さしは、意外といいと思ってやることですが、是非この違い確認してみて下さい♫
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