LINN

先に謝ってしまいます。ごめんなさい。
はっきりと申し上げますと、ホームシアターにあまり興味がありませんでした。

なぜなら、生臭い話ですが、同じ予算を5chに振り分けるより、フロント2chにつぎ込んだ方が、普段使いに満足感が大きいし、そこそこの5chならグレードの高い2chでセッティングをシビアにした方が、断然臨場感に溢れた感動的な音を鳴らしてくれる。

でも、そういうスピーカーだとAVアンプで鳴らすのはちょっと荷が重い。
それにこれは個人的な好みの話ですが、AVアンプってば大きいし、機能は多いし、熱くなるし、たくさんケーブルを接続しなければならないし、これを生活空間のリビングに置くとなると、その存在自体がちょっと足手惑い。(ホントにゴメンなさい)

フロントスピーカーの音質に重きを置いたとして、AVアンプの存在は私にとっては少し遠く、そうすると最初の機器選びの段階で「2ch」以上の選択肢は消えます。
2chでもLINN DSM ならTVやブルーレイを通して、映画やライブの音もすごく良いので、それで十分です!とお話ししてきました。
実際今でもそれはそう思って居るのですが、やはりサラウンドをやりたかったな・・とか、今でも憧れはあるな・・という方へ、
諦めるのはまだ早い!!

LINN EXAKTサラウンドがありますよ!!!
え?EXAKTの5.1!? いいに違いないけど、コストかかりすぎ!
・・と私も思っていたのですが、ちょっと待ってください。
EXAKTスピーカーでの5.1ch、7.1chなどは当然あるのですが、
一番シンンプルなサラウンドとしてこんなことができます↓

FRONT →手持ちのパッシブスピーカー
REAR→EXAKTスピーカー
アンプ→MAJIK DSM1台(EXAKT LINK付き)
ブルーレイプレーヤー(PCMサラウンドで出力できるもの※)
これで4chサラウンド。
※BDプレーヤーとDSMは、HDMI接続。BDプレーヤー側でPCMで出力します。
その際、PCMのサラウンドに対応して居るプレーヤーを用意する必要があります。

EXAKTスピーカーと、パッシブスピーカーが混在しても大丈夫で、なんとLINN DSM1台でサラウンド再生ができてしまうのです。

やり方はこう。
ソフトウェアKONFIG (DS設定ソフト)で、各スピーカーをフロントの右、左、リア右・左、センターウーファーなどの割り当てができます。
スピーカーを割り当てると、今度はSpace Optimisation上に、各スピーカーの場所を入力できるようになります。例えば、リア右chスピーカーは、右の壁から何cm、フロントの壁から何cm・・という具合。

そして、Space Optimiseをお使いの方ならご存知かと思いますが、通常リスニングポイントも入力するので、結果的に、視聴ポイントと、スピーカーの位置というのを、AVアンプで設定するのと同じように入力ができるのです。
違いは、メジャーで実測する(LINN DSM)か、自動調整する(AVアンプ)かくらい。

ですから、最初、MAJIK DSMとパッシブスピーカーで2chで聞いていても、
どうしてもサラウンドにしたい!と思ったら、例えば、LINN Series5 520(EXAKT スピーカー)を後から追加するだけでサラウンド(この場合は4.0ch)ができるのです。
(この場合、パッシブスピーカーとEXAKTスピーカーとどちらがフロントになっても良い)

しかもMAJIK DSMという「ど」シンプルなアンプ1台で。

今日この4ch(パッシブSPフロント/ Series5 520リア・・・逆も可能)で、すごくナチュラルで質の高いサラウンドを体験して、さらに設定の簡単さとケーブルのシンプルさを目の当たりにして、これは凄い!!!!!
と思った次第。

そのうち、弊店のいずれかの店舗でサラウンド体験ができるように、画策しております。

お楽しみに!!!!!

※MAJIK DSMの旧型をお持ちでEXAKT端子がない場合、EXAKTスピーカーを購入する際のみMAJIK DSMを15万円で最新の基板に変更可能。

 

IMG_4212

コメントは利用できません。