毎日ひとつこと

EMPIRE 8000PをOCTAVE V40SEで鳴らしています。

駆動力に加え音楽性豊かなOCTAVEの真空管アンプ。
EMPIREでの再生にもゆとりというか、タメが出てきました。

OCTAVEのプリメインアンプは、V40SE、V70SE、V80と3種あって、何が違うかというと、音が違うのですが、OCTAVEの中で一番手頃と言える(一般的にではなく・・・)このV40SEは、決して「廉価版」というような位置づけではないのです。

V40SEの音色は、若々しく、フレッシュで、ハイスピード。
真空管は、上位モデルと同じく簡単なバイアス調整で4種類の中から付け替え可能。
EL34、KT88、6550、6L6などが使用可能で、標準管は6550。
EL34の時の印象に比べると、6550では中低域寄りになりますが、トータル的には小気味いい印象のアンプです。

EMPIRE 8000Pは、30㎝ウーファーが下向きに取り付けられ、ツイーターとミッドは、正面に。多角形の円筒型で、大理石の天板が家具調の重厚感を醸し出しています。
音場がよく再現され、定位もよいですが、なんといっても、音のその質感。
シルクにフェノリックの樹脂を塗り重ねてドーム状にしたツイーター、ミッドを使っているでできているこのスピーカーでは、ヴァイオリンや金管楽器が特に素晴らしいです。
ペーパーコーンにしっかりした布製のエッジの30㎝ウーファーはドラムも口笛を吹きたくなるくらい、気持ちよく鳴ります。

コルトレーンの不動のメンバーのカルテット、マックス・ローチのドラム、クリフォード・ブラウン、凄くいい!
見た目のクラシカルな雰囲気からクラシック向けに見えますが、JAZZもよし!
クラシックは、新録音ももちろんいいですが、オイストラフのベートーヴェン ヴァイオリンソナタとか、アルバンベルグカルテットの演奏するシューベルト「死と乙女」、ブラームスの弦楽6重奏とか・・・・。
ぜひぜひお気軽にLegato2Fも聴いてみてくださいませ。

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