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LINNの3コンポーネントシステム、KIKO DSM。

これを先日ご納品して参りました。
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KIKO DSMは、スピーカー内部のネットワークを通らず、DSM本体側のデジタルサウンドプロセッサーで帯域分配し、4台のアンプで全ユニットをダイレクトにならすと言うもの。
これがLINNの「AKTIV(アクティブ)」で、通常言われるアンプがスピーカーに搭載された「アクティブスピーカー」とは別物です。
なんで、LINNはそんなことをするかというと・・・
信号がスピーカー内部のネットワークを通る時、そこでたくさんの情報がそこなわれてしまう・・・スピーカーにとっても負担だし、アンプも本領発揮できていない・・・そのことに着目してのことなのだと思います。
もちろん一般のスピーカーやアンプはそうしたことは計算のうちで設計されているのですが、その問題を解消することで得られるものは、KIKOやその他のLINN AKTIVを聴くと「大きい!!!」。
KIKOもこれだけ小さなボディで、通常では得られないような鳴りっぷりの良さや、一音一音の明瞭さが出るのは、AKTIVならでは。
そこそこのスピーカーでも、意外とKIKOにかなわない部分もあるのです。
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今回ご納品させて頂いたお客様は、LINNのこともネットワークプレーヤーのこともそんなにご興味を持たれたことがなかったところから、KIKOの音に魅せられ、1ヶ月のうちに毎週ご来店頂き、1つ1つ確認されご導入を決められました。
ご導入後も、しばらく毎日ご来店頂き、操作やリッピングの確認をされ、いらっしゃらなくなったな?と思っていたら、ある日メールが。
操作にもすっかり慣れたご様子で、「休みのうちにリッピングもずいぶんすすんで」、「KIKOの音があんまりいいんで聴いているうちにソファでうたた寝して、風邪気味です」
あらら、お体には気をつけないと。
しかしながら、始めにご来店頂いたときの「リン???」というお客様の怪訝な顔(笑)を思うと、とても嬉しいお便りでした。
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