使いこなし

「半信半疑だったけど、試してみてよかった」
「なんだこれーこんなもんで?と思っていたけど、すごい効きました!もう2個下さい」
「WEBでは見ていて気になってはいたんですが、なんとなくどうしようかな、と思っていたんだけど、使ってみたらボーカルがキュッとたつようになりました!」

・・・そんな「よかった」お声を聞き喜んでいる話の主人公はこれです。

サウンドクリエイトのオリジナルインシュレーター「Mu-Fle」。これ、とても便利で、昨年のオーディオショーでも、メーカーさんのブースで使って頂き、「もっと必要!」と、追加でご用意したくらいでした。

 

さて、そんな「嬉しい」声はさておき。(置きたくありませんが、しつこくなるので「さておき」)

 

ちょっと盲点がありましたので、この場を借りてご報告。

 

上の写真を見てください。この状態を「上はね・前はね」と店のスタッフの間では呼んでいて、よく使うパターンです。要は、ヌメ革の硬いほう(反射面)を写真のように上向きと前向きにくむタイプです。

 

この組み方にすると、音が前方に、また上に行きますので、「どうも高さが出ない」とか、「スピーカーの右チャンネルは壁に近いが左チャンネルはオープンになっていて、部屋がシンメトリーでないのでバランスがとりにくい」というときに活躍します。部屋の角に置いて頂いても良し!

 

さて、上の写真に戻ります。そんなよく使う組み方なのですが、実は「上はね・前はね」にも写真のように2つのパターンがある!そして、この2つの組み方で音が違う・・・。

 

どちらかというと左がおすすめです。クリアで抜け感があります。

 

右のパターンだと、ちょっと音が詰まります。きっと前方向に出ている革が長いため、地面(床やらテーブルやら)の間でちょっとしたレゾナンスを作ってしまうのかもしれません。

 

ただ、お好みもありますし、環境によっては右の方がよい場合もあります。右のパターンの方が音が少し重たくなりますので。

 

結局は、いつも言ってしまいますが「お試しください」・・・なのです。

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