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奈良へOCTAVE V70SEをご納品に行って参りました♪
久々に奈良駅に降り立つと早速鹿がお出迎えしてくれました。
そうだ、奈良ってそうだった!と。
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さてさて、お客様がお待ちかねです。
なんてったって、楽しみなのが、今回のお宅はEMPIRE 9000Mをお使いなのです!
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EMPIRE 9000Mは、1960年代のアメリカ黄金時代のヴィンテージ品。
弊店でも何台も入荷して、鳴らしてお納めしてきたもので、
実は私自身もその魅力に魅了され、使っていて今は実家のメインシステム。
この度、OCTAVEについてのお問い合わせがあって、EMPIREをお持ちと伺い、
「私がご案内したい!」と挙手。
そして奈良に至ります。
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EMPIRE 9000M。
38㎝の下向きのユニットは、制動力のあるアンプでないと、駆動が大変。
中高域の、シルクにフェノリックの樹脂を塗ってドーム状にしたユニットは、
当時の高級品で、その後は作れなくなったとか。
渋い輝きを放つこのユニットも、低域がしっかり制動されていないと、
その魅力は半減して耳についてしまったりするのです。
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弊店でも実績のある、OCTAVE V70SEならと思いお勧めしたのでした。
実は、EMPIREをお持ちと聞いて、お年を召された方と思っていましたが、
お客様はお若い方で、昔からオーディオが好きで、旧い時代の音が好きで・・とのこと。
色々丁寧にシステムを組まれていて、今回OCTAVEを導入して頂いたことが改めて嬉しく感じられます。
OCTAVE、接続して、最初は嬉し恥ずかしか、少し緊張した鳴り。
でも馴らし運転して、セッティングも弊店のボードに替えて頂いたり、
色々させて頂くうちに、だんだん調子が出て参りました!
この感じなら絶対大丈夫と、ホッとしてお客様のお宅を後にしてまいりました。
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後日・・・
お客様からメールを頂きました。
ご納品の後、なんと10時間も聴かれていたとか!
・・・
一番の違いは、「低音ががっしりと制動されていること」、「ボーカルも説得力のある鳴り方で」・・・「素晴らしいアンプ」とのこと!!
50年以上前のスピーカーが生き返るOCTAVEのプリメインアンプ。
今後の長い年月もきっと素晴らしい音楽をお客様にお届けしてくれることでしょう・・・
スピーカーどころではないもっともっと古くからある奈良の歴史に比べて、
音楽を聴く歴史の浅く、そしてなんて深いことだろう!!
と、帰途についたのでございました。
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