使いこなし

先日ご案内したように、LINNのSAPCE OPTIMISATION、対応スピーカーの機種が増えました。

そこで、ちょっと遅れましてが、Legato2FのDALI HELIKON800で試してみることに・・・。
※実際対応しているのはMK2ですが、大体の・・・ということで。20150607_1108007
部屋の縦横高さ、リスニングポイントや、壁の構造などは以前別のスピーカーで入力した際のデータがあるので反映。
それにDALIのスピーカーの位置を加えました。
うん。いい感じ。低域の滲みがなくなって、中高域が伸びました。
いいね、いいね。
なんか、でももっと出来そう・・・。
部屋とにらめっこしていて、試したいことがいくつか見えてきました
20150607_1107990
1番 壁に埋め込まれたCDケース。
アルミ製で、試聴室できたての頃これがバンバン鳴いて大変だったらしく、一部人工スエードが貼られています。
SPACE OPTIMISATIONで選択できる項目として、現在
・Wooden Door(木製のドア)
・Window[Single Glazed](窓・1枚ガラス)
・Window[Double Glazed](2重窓)
の3つがあるのですが、響きの具合がこの中で一番ちかそうなのは、2番目。
そこで、Window[Single Glaxed]を選択し、このCDラックの縦横の大きさを入力。
20150607_1107992
Optimise!!
左の音の明瞭度がぐっと上がりました。
そこでドラマーが実際たたいているみたいです。
さて2番目。
・・・とその前に、写真の3番目を先に・・・・。
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ここは開閉式のドアになっていて、その奥に窓がありますが、以前、窓なのか、ドアなのか、名にもないのがいいのかを試し、この可動部のサイズで「Wooden Door」で入力していました。
でも、この木製のドアには丸窓の二重窓がはめ込まれているんですよね。
なんとなく、1つのものに対して1つの素材しか選べないと思っていましたが、
つい先日の1FのQuadraspireの棚板、3枚分を1枚と考えて入力するのと、実際の大きさのものが3つあると入力するのとでは大違いでした。
アイテムはいくつでも追加できるので、この木製ドアの設定はそのままに、ではこれを追加してみることに・・・。
2番 丸窓。
20150607_1107993
さて、窓は四角でしか入力できません。
この丸は、直径45㎝。
では適当に小さめに見立て入れてみることにしました。
42㎝を入力。
おお!これも効果大です。右側の響きが凄く自然になって、中央に定位したボーカルの口がはっきりしてきました。
こうなってくると面白いから、真面目なA型は、すっかり忘れてしまった円の面積の出し方をネットで調べ、半径×半径×3.14で面積がでたので、それに近い面積になるように0.398を縦と横に入れてみました。
この違いは、大きくないけれど、ある。あります。
ほんの少し右に違和感があったのが、まったくなくなりました。
DALI HELIKON800めちゃくちゃよくなっちゃった!!
いやはや、このSPACE OPTIMISATIONは、スピーカーの本来の良さ、引き出してくれるスゴイものです。
今後対応スピーカーが増えていくのが楽しみです。
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