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開店当初からLINNを扱っている僕らとしては、「LINN」で「MAJIK」と聞くと、旧モデルのプリメインアンプ「MAJIK」を思い出します。
旧MAJIKは、LPジャケットサイズが何ともいえない魅力だった「LKシリーズ」のコンセプトが詰った、象徴とも言うべきアンプ。
今考えると、回路設計などのことから見ても、旧MAJIKはLINNのアンプ設計のターニングポイントだったのではないかと思います。そんな旧MAJIKも、昨年惜しまれつつも生産終了しました。
なので「MAJIK」と聞くと、否応無しに期待が膨らみます。増してや、ユニバーサル全盛の中でCD単機能で出してくるところ、絶大なる自信があるとしか思えません。頑固なスコットランド人気質も垣間見るようです。
さて新生MAJIKの出来栄えは・・・???
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旧MAJIK、当初「MAJIK-I」という名で登場しました。それまで、「KLOUT」や「KARIK」など、普段耳慣れないような名を使っていたLINNが、子供でも知っている「マジック」という名で製品を出したことは、随分意外に思ったことを覚えています。試聴して納得しました。隣で聴いていたスタッフの顔を見てわかったといったほうがいいかもしれません。
マジックを見て驚いた時の目を想像してください。

それから13年。新生MAJIKは、またLINNの大きなターニングポイントとなるでしょう。
スコットランド人の「にやっ」と笑った顔が見える気がします。
(金野)

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