毎日ひとつこと

ラインナップの豊富なPIEGA。
実に6シリーズものラインが有ります。
今日は、その中からTS5とTP3を抜粋して比較・・・。
  VS  
TS5          TP3
実はこの2モデル、ほぼ同価格なんです。
TS5が¥302,400。
TP3が¥294,000。
(いずれもペア・税込価格)
スペースの問題などもありますが、一番気になるのは「音」。
PIEGAはTSとTPの間にちょっとした境が有り、TPシリーズより上は全てリボンツイーターを使用。
TMicro、TSシリーズは、ソフトドームツイーターを採用しているのです。
リボンツイーターは、その名前の由来にもなっている通り、PIEGAのアイデンティティの1つでもあります。
※PIEGAはイタリア語で、「折り目」とか「ひだ」という意味を持っています。
しかし、かといってこのソフトドームツイーター搭載のスピーカーはPIEGAの音でないかと言うと、やはりPIEGAのキャラクターをしっかり持っているので、不思議です。
TS5はトールボーイで、低域の量感も豊か。サウンドステージも全帯域において美しく広がります。
スタンダードな鳴り方で、奥ゆかしさと上品さがありながら、聞かせどころをしっかり押さえている、そんなスピーカー。
一方、TP3は2WAYなので、ボーカルや楽器、一音一音の輪郭が明瞭。低域の量感がないかと言うと、同サイズのスピーカーに比べると驚くような鳴りっぷり。
中高域はリボンのためか浸透性があり、特徴があります。これでしか得られない美しさを持っています。でも美しいばかりでなく、ギターやボーカルが音が立って本当にいいので、ロックなんかもすごくいいです。
さて、同じ価格帯で、こんなにも違うと結構悩ましいものです。
が、意外と好みはわかれるもの。
店頭でご比較いただけます。

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