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本日は、閉店後にRCAスピーカーの吸音大会。
今月末のイベント「オーディオ哲学宗教談義シーズン3」で使用する予定のRCA LC1はうっかり倉庫に移動していたので、「やる気」は、そのままRCAのもう一点、超希少品のMI-12463 LC-1 system(縦型)へと移行されました。
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このスピーカー、弊店の立ち並ぶ大型スピーカーに比べると小ぶりなほうで、えっへんと踏ん張った足もカワイイのであります。
LC-1よりは、おそらくインテリアに合わせやすい。
(とはいえ、LC-1も尖ったインテリアの中に格好良く置いちゃったらきっと素敵。ポールケアホルムの椅子と置いていても見劣りしないのは、時代を超えて残ってきた歴史を背負っているからか?)
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吸音作業は簡単ではありません。
考えられるいろんなところに、吸音材を貼っていきますが、その量、場所、音を聴きながらの、真剣作業。
ちなみに、なぜこういうことをするかというと、ヴィンテージのスピーカーって、内部に吸音材が入っていても、湿気やほこりを吸ってしまって、くたくたになっていたり、昔と現代で鳴らすアンプが異なるからか、かつての吸音状態のまま鳴らすと音が詰まってしまって、よろしくないのです。
古い吸音材を外していくと、その箱やユニットの良い鳴りを聴けるのもまた楽しい。

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Tannoyよりはだいぶ小ぶり

因みにこの作業はマスクをした男性陣たちによって、私は遠くの方で、USEDアップの作業をしながらぼんやり聴いている程度でして・・(ごめんなさい)

それでも傍らで聴いていて、みるみる変わるのは面白いものです。
神経を使う作業のため、あんまり集中しすぎるよりは、「いいかも!?」というところでやめて、一晩鳴らして明日また・・というのが、いつもの作業パターン。
ということで、未完成ではありますが、化けるのが楽しみなRCAです。
(竹田)

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