Legato店長の一言

TANNOY Autograph モニターレッド 入荷いたしました。
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TANNOY Autograph/モニターレッド(国産箱)
価格:3,200,000円(税別)

タンノイ・オートグラフの歴史は1953年、15インチ・モニター・シルバー同軸型ユニットを搭載させた家庭用の最高峰モデル機として、同社の創設者の名前を冠したGuy R. Fountain Autographをニューヨークのショーでデビューされました。
設計には同社のチーフ・エンジニアのRonald. H. Rackahm氏があたりました。高域はドライブユニットのコーンをホーンとして用い、中域と低域はそれぞれフロント・ロードデッド・ホーン式と折り曲げ式バック・ロードデッド・ホーンを組み合わせるというユニークな全帯域のホーン・ロードデッド・スピーカーを実現されています。
その後、改良され現在の私達が知るデザインになったのは1955年のことです。
同じ15インチのデュアル・コンセントリック搭載のコーナー型で一回り小さいGRFが発表されたのを期にオートグラフのデザインも一新されました。
そして1957年にはモニターシルバーからモニターレッドに入れ替わり、1967年頃までモニターレッドの時代が続き、その後、モニターゴールド、HDP385 と変わっていきます。
1974年にモニターゴールドの生産が終了すると同時にオートグラフも生産を終了することになりました。
1953年から21年間フラッグシップ機として君臨し続けたオートグラフの幕が下りたのです。
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今回入荷いたしましたTANNOY Autographはユニットはモニターレッド(中後期)で、エンクロージャーは当店SOUND CREATEとアトリエJe-Teeさんと一緒に作成したオリジナル国産箱になります。

SOUNDCREATEオリジナルのAutograph<キャビネット>
今回ご案内しているものはSOUND CREATEとアトリエJe-Tee(※)さんとのコラボレーションで作ったオリジナルエンクロージャーのものです。
作成にあたり色々と試行錯誤を重ねた結果、エンクロージャーの材質はモニターゴールド時代の英国オリジナルGRFに使われていたバーチ材合板を使用することにしました。
バーチ材は堅い木材として知られ、且つ響きも良く数多くのスピーカーメーカーがフラッグシップモデルに採用するなどしています。
今回は複雑なホーンのつくりの再現と楽器的な響きを消すことがないように、バーチ材の中でも高級なフィンランドバーチをふんだんに使用し、サイズ、デザインはもとより前記で述べました複雑な内部構造も忠実に再現したAutographのエンクロージャーを完成させました。
※アトリエJe-TeeさんはTANNOY英国オリジナルモデルのAutograph、GRFなどを数多く取り扱われているヴィンテージ専門店

<ユニットについて>
デュアル・コンセントリックのユニットは、モニターレッドです。
モニターレッドはTANNOY Monitor Red LUS/HF/15-Lという正式名称で1957年にMonitor Silverからステレオ時代に合わせて誕生したアルニコ製のユニットがMonitor Redです。モニターシルバーの中音の密度にステレオ再生に合わせるべく上下の帯域を広げています。
1957年から67年までの10年間と長く作られていて、一般的には、センターキャップが飴色タイプ(最初期)とブラックタイプの2種類です。
今回、搭載のモニターレッドは中後期のものになりコンディションは非常に良いです。

このAutographは随時ご試聴可能でございます。
是非、お気軽にご試聴にごご来店ください。

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