ヴィンテージオーディオ

ただいまWharfedaleの中でも希少な機種が、2種揃っています。
何度かふれたこの2機種ですが、今日はもう一度じっくり聴いてみましたので、ご紹介させていただきます。

Whafe-4

Wharfedale W70
50年代後期に販売されたのW70シリーズ最初期モデルで、これはめったに市場に出ないレアなモデル。
搭載ユニットはオール紙振動板タイプで30cmウーハー(W12)、25cmミッド(W10)、コーンツイーター(S3)の3way。
W70Cより口径の大きいミッドレンジを搭載しているためミッドレンジのカバーする帯域が広く中域に厚みがあるサウンドが魅力です。

このW70シリーズは同じモデルでも外装がシンプルな四角いレクタンギャラータイプと、グレードの高い家具調モデルが発売されていました。
このシリーズからキャビネットの鳴き止めに砂をサンドイッチしたサンドバッフルと呼ばれるものが用いられています。

最初期型モデルは、なんといってもこの猫脚とエンクロージャーの淵の模様。
とても格調高いデザインで、こんなに状態も素晴らしいものは珍しいと聞いています。

whafe-1sWhafe-21s

ウーハー、ミッドレンジのユニットはUTAHに似た布製の逆ロールエッジタイプで比較的対入力に強くまた経年劣化の少ないタイプです。

Wharfedale W4 / AIRDALE
ご売約済み

この W4 / AIRDALE は1950年代中頃から生産が始まりユニットや外観の仕様が少しずつ変更なされながら1970年代初めまで生産されていました。

このモデルは貴重な最初期モデル(オールアルニコ)で、以前入荷した【Wharfedale W3】と同じユニットで3way構成で使われています。
大きく違う点はウーハーキャビネットだけが独立したコーナー型の6角形になり、背面に複数のスリット式のバスレフポートが開けられています。

Whafe-3

ツイーター(S3)は真上向きですが、ミッドレンジユニット(S5)が2つになり正面上部左右サイドに斜めに後面開放型のように装着されています。そしてウーファーは30cmの(W12)で構成されています。

このように、実はこの2機種、ツィーターとウーファーは同じものを使っているのですね。

  S3                             W12
1620Back20Cover1Whafe-W12
ただ、エンクロージャーとミッドの種類と数が違うということで、音楽を聴いてみると、その違いははっきりと現れています。

(+ LINN MAJIK DSM)

MITSUKO UCHIDA“Beethoven Piano Sonatas”では、AIRDALEはピアノの最初の一音でハッとするような美音で、立体感がありました。Count Basie“Corner Pocket”の冒頭部のピアノも同じように音が立ち、それぞれの楽器が明瞭で低域の量感が感じられるので音場が広く感じました。
W70では、ピアノの音が滑らかで、Corner Pocketでは安定感のあるベースのリズムに、管楽器が重なって行くたびに臨場感溢れて思わず体が動いてしまいます。
Sonny Rollins“A Night At The Village Vanguard”、これは好みになると思いますが、AIRDALEのほうはサックスが際立ってくるのですが、W70は全体的に音がまとまっているのでそれに比べてしまうとAIRDALEが少しばらついたように聴こえてしまい、個人的にはW70が好きかな?と。
Eagles“Hotel California”は、AIRDALEはバスドラムが流れることなくしっかりとした張り感を再現していて、全体の演奏に溶け込む感じが印象的。量感たっぷりというのとは違って、これってすごくバランスが良いんだなぁと感じた瞬間でした。

ボーカルもいろいろ聞いてみましたが、Carmen McRaeのLIVE“New York State of Mind”は、AIRDALEが最高!ピアノと声の掛け合いが最初から最後まで素晴らしく、声の特徴が良く出ていて目前で聴いているような演奏に鳥肌が立ってしまいました。
W70はJacintha“Moon River”やFrank Sinatra“Let me try Again”。ボーカルが前にでてくる感じや、しっとりとした声の質感と余韻、声の響きが部屋全体に伝わってきて、もう言葉になりません。

Carlos Kleiber,Wiener Philharmoniker“Beethoven Symphony7-4”、CANTATE DOMINO“Bossi:Canate Domino”はW70でもこのサイズでクラシックのこのスケール感がでるなんて?!と驚かされましたが、奥行きがあってパイプオルガンもパイプオルガンらしい重厚感のある清々しい音色でヴィンテージスピーカーということを一瞬忘れてしまうほど聴かせてくれたAIRDALE。本当に素晴らしい。
ちなみに現代のポップスやロックはどちらも問題なし!

見た目も極上で、まずは見てそして聞いてみてください、以外本当はなにも言うことはないのですが…
ついつい、いろいろと感想を述べてしまいました。

ご興味ございましたら、ぜひお気軽に店頭でご試聴ください。

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コチラの記事もご覧ください。
Wharfedale W4 AIRDALE 入荷しました
Airdale以前の製品、希少品のWharfedale W3
W70の後継機 Wharfedale W70C

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