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今を時めく「ハイレゾ音源」(ハイレゾリューション音源)、192kHz/24bitを再生出来るUSB DACも増えてきていて、音源も段々と増えてきています。
さて、一口に「ハイレゾ」と呼んでいますが、実はハイレゾにも色々あります。
昔の名盤がハイレゾになっているのは、元々はアナログ録音の素材をデジタルトランスファーされているもの。
お気に入りのミュージシャンの聴きなれた声が(しかも4、50年前の!)、グッと存在感をもって聴くことができるので、もうこれは「デジタル技術の恩恵」と言うしかないわけですが、もっと更に恩恵を受けてしまうなら、「192/24で録音されたものを192/24で聴く!」・・・「しかも自宅で」と言うのが、その極みでないでしょうか。生成の良さをストレートに味わうことができるとしたら、それに勝るものはありませんね。
とは言え素材から192/24でスタートしたハイレゾ音源、まだ多くはありませんが、いち早く「スタジオマスター」と称して、ダウンロード配信を始めたLINNは、2008年から192/24録音に着手しています。
その第一弾は、同年11月に録音された、マッケラス指揮SCOのベートーヴェン「ピアノ協奏曲3,4,5番」。
このアルバム、メジャーな盤では無いながら、一聴して「この録音なんですか?」とお尋ねいただくことが多いです。
さてさて、そんなLINN RECORDSの最近のリリース音源から、
Claire Martin(クレア・マーティン)の「Too Much in Love to Care」(AKD390)をご紹介。
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このアルバム、なんとニューヨークのアバタースタジオで録音。
世界で最も優れた音響施設の1つと言われています。
使用マイク:
ボーカル:オリジナルのノイマン M49
ピアノ:サンケン co-100Kとショップスmk5/21
フルート:DPA4011
サックス:ノイマン U87
ベース:TLM 49
(マイクには詳しくないのですが、録音の仕事をしていた仲間はこれを見て「さすが!」。
旧いいいモノと新しいものをこういう風に使い分けてるんだ―とのこと。)
これらを使って192/24で録音。
LINNRECORDS創設以来の録音チームも出向いていっての仕事だそう。
録音チームには、LINNのフラッグシップモデルのスピーカーを手掛けたフィリップ・ホッブスも。
聴いた感じは・・・。
いやいや、皆様是非DSで再生なさって下さいね♪

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