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【最新ネットワークオーディオ× 魅惑のヴィンテージスピーカー】
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LINN が世界のオーディオシーンを牽引するネットワークプレーヤー。
スタジオマスターデータを始めとするハイレゾ音源はもちろん、従来の CDデータでさえディスクプレーヤーでは到達できないクオリティで、いまやスタンダードとなる勢いです。
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一方でなぜ「ヴィンテージスピーカー」なのか?
一言でヴィンテージといっても様々ありますが、中にはいまだにエッジの張り替えもせずに現役さながらに鳴るスピーカーもあるのです! 50年以上も良い状態でいる耐久性、これからも鳴らしていける安心感。
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特に1960年代後半より以前に作られたものの中には、当時しか使えない素材や手法がふんだんに使われているものが多く、現代のスピーカーでは出せない音の世界が確実にあります。
それこそが、我々サウンドクリエイトがとりつかれた魅力であり、唯一無二・自分だけのオーディオではないでしょうか。
年代による素材や工法の違いは・・
わかりやすい例で言えばアルニコマグネット。ベトナム戦争を境にほぼ使用されることがなくなった強力な磁気回路。
職人技のため今では作れない、当時のフェノリック樹脂を振動板に幾重にも塗布した振動板などがそうです。

柔らかく包み込む味わい深いサウンドから、ハイスピードでストレートにライブの熱気を伝えるものまで、個性あふれるモノが多くあります。

〈インテリアとしてのヴィンテージ〉
現在の様に小型で大きなストロークをが取れるスピーカーユニットがなかったため、大きなスピーカーと大きな箱で設計される事が多かった当時、デザインの面で見ても 現在にはない特徴的なモノであふれます。
ミッドセンチュリーモダンや、クラシカルなヨーロピアンテイスト、家の中に置く家具としての存在感も魅力のひとつです。
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〈組み合わせるノウハウ〉
通常、現代オーディオ機器は現代のスピーカーと組み合わせ、
ヴィンテージ機器はヴィンテージスピーカーと組み合わせることがほとんどで、販売店も専門が分かれています。
以前は、アンプといえば小出力の真空管アンプしかなく、それに合わせて設計された同時期のスピーカーは、高能率でインピーダンスが高いものが普通でした。
当店の主力アンプブランド ドイツOCTAVE アンプの広い守備範囲。搭載されるトランスが非常に反応が早く、インピーダンスが高いヴィンテージスピーカーとの組み合わせも、ゲインとバイアスを調整するだけでマッチングさせることができます。

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さらに、使うスピーカーに合わせて真空管の種類を選び差し替えることもできるため、現代スピーカーだけでなくヴィンテージのスピーカーも完璧に駆動するのです。

加えて、日本の電源環境(アースがマイナス側に落ちている)が要因となって起こる問題は、現代オーディオ機器だけでなくヴィンテージ機器にも同じ様に起こります。
電源給電の優先順位を整えて、シールド切りラインケーブル等を使い 機器のシャーシアース構造に合わせた接続を行うことで、アースループを断ち切り機器間のアース電位のそろえて安定させます。
良いコンディションを保ち 本来のポテンシャルを引き出す手法は、サウンドクリエイト 20年の蓄積したスキルです。

〈マッチングするための設定〉
例えば ヴィンテージ TANNOY の Monitor Silver15インチであれば、30W以上の入力は厳禁。OCTANE V16(シングルアンプで8W)に EL34 の組み合わせが非常に良いのです。モニターシルバー特有の絶妙な粘りと、キレと深みを引き出します。
一方 モニターレッドになるとプッシュプルでパワフルな V80SE(ゲインは Low、バイアスは Highで調整) で力強くドライブして気持ちよく鳴ります。
JBL Hartsfield(150-4C + 375初期タイプ)などはパワーを抑えた V110SE(ゲインLow、バイアスHigh)初段管を U7もしくは T7 に差し替えるとバシッと来る!
など・・・
同じメーカーのスピーカーでも世代やモデルで最適なマッチングが異なります。
ヴィンテージ TANNOY、JBL、ALTECなどご愛用の方が、ネットワークプレーヤーと現代アンプで新しい音を作り出すお手伝いもいたしております。
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(金野)

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