使いこなし
スピーカーケーブルは色々こだわったりしても、
スピーカー端子って意外と気にしていなかった・・・ということありませんか?
この盲点、結構音に影響します。
上の写真はLINN MAJIK ISOBARIKのリアパネル
(4ウェイスピーカーで、各帯域分端子があり、AKTIV駆動ができるようになっています。)
端子は、バナナ端子。
この他端子には、Yラグ、ボウ端子、あるいは裸線のまま使用する・・・など選択肢は数種ありますが、裸線だと、線が空気に触れているうちに酸化してしまいますし、
スピーカー側のターミナルとみっちり装着できるという意味で一番音質的にお勧めなのはバナナ端子です。
※ ISOBARIKのターミナルには、バナナ端子以外使用出来ません
更に、写真のバナナ端子はLINN製のものです。
地味な見た目の割に1個1,050円と聞くと、「LINNは高い」というイメージに拍車がかかりそうですが、これが中々優れものなのです。
詳しくは、以前の記事を・・・(LINNのバナナプラグ
もともと、このバナナ端子、製品としては「LINN」と書かれたプラスチックのキャップが付いていますが、お店ではこれを外してしまい、接続部はすべてスミチューブ(熱収縮チューブ)をかぶせています。
実は、プラスチックのキャップよりこのスミチューブの方が音がよかったのです。
静かになって、音圧があがったほど!
スピーカーの端子部分というのは、音楽再生中に触ってみると、かなり振動しています。
この大きな振動のところで、プラスチックがビ~~~ンと響いているのが、音に乗ってしまうのですが、スミチューブにすると緩和され、静かになり結果音圧があがるのです。
ところで、今朝はこのスミチューブが伸びてブカブカになっていたので、もう一度ライターで熱収縮させましたら、なんと声のにじみがなくなりました!
とても大切なスピーカーの端子周り。
ターミナルが緩んだりしていないか、
端子のキャップがビーンと鳴いていないか、
端子がターミナルに対して緩くなって簡単に抜けたりしないか、
などなど、たまにはチェックチェック♪
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