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また今日もMu-fle(↓調音ケーブルインシュレーター)に驚かされてしまいました。
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弊店LOUNGEでは、ヴィンテージスピーカー、現代のスピーカーを6-7機種並べております。
下図のような感じ。
先月末、イベントの直前に、緑の印のところに、Mu-fleを置いて、TannoyもKLIMAX350も分厚い低域になり、高域も伸び、全体的に奥行き、厚みが増して驚いたのですが(3月24日のブログ)、今日も又驚いてしまった。

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LOUNGEも様々なスピーカーが出たり入ったりしているので、イベントの時そのままの状態というわけにはいかず、今朝のセッティングでは改めてVITAVOXやTANNOYの微妙な位置のずれを直して、左右が中央のラックや、後ろ壁から等距離になるようにいたしました。

・・ところ、マタイ受難曲を聴くと、左の音圧強し。
シナトラのLet Me Try Againを聴くとボーカルが左に寄る・・。
スピーカー位置は石井クオリティで完ぺきに合わせているので、何が原因かと吸音を見直したりなんだ利していましたが、もしや・・・。

スピーカーの位置が変わったのですが、Mu-Fleの位置は変えておらず、左右同じ状況になるようにスピーカーから等距離にしてみました。(その左右差2㎝)
すると!!

右の妙に響いてしまっていたワーンというのがなくなり、静かになり、イベントの時の分厚い低域がよみがえってきました。音圧が高く感じたのは、つまり響いてしまって左の状況よりもうるさくなっていたため・・ということが後でわかりました。

右の状況が圧倒的に良くなったところ、左のボーカルが微妙に余計な響きを持っているので、別のMu-fleも左右を見ると1.5㎝違う・・。試しに合わせてみるとボーカルが中央にピッタリと!
揺るぎなく!

考えてみれば、スピーカーが所狭しと置かれているところのレゾナンスを調整しているのですから、一緒に動かすのは当然と言えば当然ですが、こんなに細やかに効くと、われながら驚きます。

ちなみに、お使いいただいている方から、この効果を喜んでいただき「おかわり」を頂くケースが多い製品。
12個作ったうち、既に半分はないので、また発注しなければ!

(竹田)

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