LP12あれこれ

この牛の歩みよりのろいLP12組み立てに、「いつ組みあがるの?」「もうできた?」という声も頂いておりますが、あくまでじっくり行きます。

が、今日の組み立てでやっとスタートラインに立ちます。
さぁ、参りますよ~!
本日のLP12組み立ては、マジックパワーサプライの取付、その他です。
その前に、このボルトをワッシャーとナットで締めます。
このボルト、「その6」の時にちらっと触れた第6のボルトです。20140928_760420
この銅製のボルトはトッププレートに溶接されています。
では、なんのために?

ボルトのすぐ脇に見えるモーター自体の振動をなるべく早くプリンス(木枠)に逃がすため、トッププレートとプリンスのコーナーに設けられた補強用リブとを連結するボルトなのです更には、プリンスとトッププレートのコーナーが間違ってもバタついたりしないように、より強固に一体化するのに貢献します。
ちなみに、これが完成したLP12の外観から見えないように配慮してあります。
こういう配慮はとてもスマートだと思いませんか。

さて、これがマジックパワーサプライの基板。
省きますが、電源スイッチを既に取り付けています。
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スイッチから出ている2つのコネクタをこの基板にLive/Neutralと指示がある通りに接続しています。(茶色:Live、青:Neutral)
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ワイヤリングストラップとMAJIK LP12パワーサプライの外装ケースの導通をよりよくするために、汚れや錆を綺麗に落としました。(軸受底部手前で銀色に光る部分)
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モーターから出ている4本線のコネクターと、サブシャーシとLP12本体を接続するアース線を固定します。

20140928_760425
じゃん
通常は、MAJIK LP12出荷時にLINN UKでここまではアッセンブリー(組み立て)されています。
マーガレット・ジャコネッリさんがしてくれていたことでした’ASSEMBLED TESTED PACKED’ の下の名前がそれを教えてくれます。

シングル・ステイジ・ビルトです。

さて、また次回!!!
中々聴くことができません(笑)。

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