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本日のLOUNGEで、また新しい「シリーズもの」が始まりました。
オーディオ評論家・麻倉怜士先生と聴くドイツ・グラムフォン&デッカ「ハイレゾ試聴会」。
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今回は、カラヤン生誕110周年を記念して、DSD音源がたくさんリリースされたので、これをかけよう!とのこと。
麻倉先生の、軽快・率直・簡潔なスピード感あるお話しと、高音質音源。

そしてシステムは、昨年DSDに対応したLINN KLIMAX DS3、そしてクラシック音楽ファンに大人気のBrodmannのスピーカーをOCTAVEの真空管アンプで鳴らすという、耳にも脳にも贅沢なイベント。
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新録音のCDとハイレゾの比較や、カラヤンの192/24(WAV)とDSDの比較など、ふんだんにいたしました。
スメタナ「連作交響詩<わが祖国>」は、ビエロフラーヴェク指揮チェコフィルの盤。
プラハのスメタナホールで録音されたもの。
響きの深さが、モルダウ川のおおらかさ、土壌の豊かさを感じさせます。
ネルソンス指揮ゲヴァントハウス管弦楽団、ブルックナー交響曲第4番の第一楽章(ゲヴァントハウスで録音)の冒頭では、ブルックナーの音楽の厚み、遠く地平線から何かがやってくる感じ、何かが始まる感じが感じられます。
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Brodmann VC7

素晴らしい録音・・そして、うーんやるなぁ!Brodmann VC7!!!
ホールトーンが素晴らしく再現され、コンサートホールのよう。
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カラヤンのDSD録音に至っては香りが濃厚になり、あまりの素敵さに
「これはDSDスピーカーですね!!!」と麻倉先生(笑)。
(DSDの持っている音楽情報をふんだんに再現するスピーカーの意・・かと。)

先日までは暖かく、今日は寒くと三寒四温の日本の春がグラデーションなら、
ドイツの春は、昨日までが寒くて今日から暖かい!というような「デジタル的」変容だそうで、
そんなオモシロ解説を伺いながら、ドイツの春を感じるカラヤンの「シューマン:交響曲第1番<春>」を聴いたりいたしました。

ユニバーサルさんとの合同イベントのため、今回は抽選で、ご参加いただけなかった方もいらしたのですが、
次回は6月23日!
また、是非奮ってご応募くださいませ!!

ちなみに、本日聴いた音源、このシステムで来週末25日までご試聴いただけます!

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