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ところで昨日のイベント、あいにくの天気でしたがLOUNGEは盛り上がっておりました。
このお二人による、Bayz Audioの試聴会。
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オーディオ評論家の山本浩司先生と「山本浩司のコレが聴きたい!」というコーナーを設けまして、主役のスピーカーを据えて、ゲストが聴いてみたいという音楽を聴くというもの。

今回のゲストは「オーディオ哲学宗教談義」や「オーディオ哲学サロン」イベントで、毎度、音楽、オーディオ、レコードへのほとばしる愛をご披露してくださる黒崎政男先生。

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黒崎先生お持ちの「完オリ(完全オリジナル)」や「準オリ」といった素晴らしいレコードのうち、更には録音や演奏において歴史的文化遺産となるようなものを多数お持ちくださり聴いた次第。
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ほか、山本先生がお持ちになられた、タンゴの曲「Quedemonos aqui」。Ma Recordの「Sara Una Noche」というアルバムの収録曲のハイレゾ音源(これは低音がすごかった。)ビル・エバンスの「ワルツ・フォー・デビ―」から1曲(LOUNGEが広大なヴィレッジヴァンガードになった。本当はそんなに広くないらしいけど)なども聞いたり。

前半は、AAVIK U150、後半はOCTAVE V80SEで鳴らしました。

黒崎先生のレコード、ホリガーのオーボエとブレンデルのピアノのシューマンの小品や、ヨッフム指揮のブルックナー4番、エラ&ルイのアラバマに星落ちて、「サイド バイ サイド」から、ビリー・ストレイホーンのピアノで、ホッジスの色気あるアルトサックスに耳を傾けたり。

黒崎先生のこれらのレコードをかけて、先生のお好みは断然OCTAVE。AAVIKでは、アンビエントな感じになり、OCTAVEはそこに実在感や質感などが足されるとのご感想が、山本先生とお二人で出された結論。

山本先生もOCTAVEをお使いなので、やっぱりいいね!とのこと。

そこで異を唱えたのが宗教学者の島田裕巳先生。このスピーカーに興味を持たれ、イベントにご参加されていたのですが、Bayz Audioのこの無指向性の特性は、OCTAVEだと普通に良いスピーカーになっちゃうけど、AAVIKだと、このスピーカーの面白さが出る!とのこと。

島田先生が聞かれているAVI AVITALなどの現代の録音ものは、AAVIKの方がやっぱり良い!とのお話は残念ながら、イベントの後のことだったのですが、私個人も、曲によってはAAVIKの鳴り方が好きで、今回AAVIKをご用意した次第でありました。

それぞれ、カラーの異なるアンプなので、そんな面白さを発揮してくれたBayz Audioのクーラントでした。

ちなみに、途中、刺客が送り込まれ(折り込み済み)ほぼ20分の1の価格というDavone  Mojoが参戦。かなり頑張っていました。かける音楽によっては、あれ!?Bayz食われるか!?という心配もありましたが、スケール感は敵わず。しかし、良い勝負聴かせてくれました。(だからオーディオは勝負じゃないって)

次回の「コレが聴きたい」リクエストも受け付けています!

(竹田)

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