使いこなし

LINNのスピーカーの背面の端子をご覧になられたことがありますか?
LINNはユニットの数ぶん、端子があるのです。
例えば、MAJIK109なら3帯域分の端子。MAJI140なら4帯域・・・という具合です。
これは、LINNが「AKTIV」という方式でスピーカー駆動することが出来るように作られているためなのです。
これについては、またの機会に・・・と言いながら今週いっぱいはサウンドクリエイト本店でMAJIK140のAKTIVをお聴き頂けますので、下記をご参照いただき、是非本店へ聴きに遊びにいらして下さい。
???AKTIVとは???
さて、本題に戻ります。
LINNのたくさんある端子、これにシングルワイヤで接続する場合、どこに挿せばいいの!?と悩みますよね。
環境上、店頭では低域(BASS)に入れることが多いですが、日によって温度や湿度、お客様のお好みによっては、「たすきがけ」をする時もあります。
 
★通常の接続(上記はBASSに入力)  ★たすきがけ
「たすきがけ」は、赤(プラス)と黒(マイナス)を両方とも同じ帯域に挿入するのではなく、例えば赤はTWEETER、黒はBASS※といった具合に、たすきをかけるように挿入すること。
※逆もアリです。赤BASS-黒TWEETER。優先にしたい方に黒(マイナス)を入れる。
これをすると、例えば音が低域から高域まで全体的にバランス良くなったり、どこかの帯域がきつく感じられる場合はそれが緩和されたりします。
逆に、音声信号の入る帯域と出る帯域が入力端子上で分離されることで、1つの帯域に赤・黒を入れるよりも少し滲んで聴こえる場合もあります。
これはお好みですが、1つの手段ですので、LINNのスピーカーでシングル、あるいはバイワイヤで楽しまれている方は、お休みの日にちょっと試してみて下さい。
もちろん、LINN以外でも、バイワイヤ対応可能なスピーカーにシングルでお使いの場合は、試すことが出来ますので是非!!

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