BLOG

267_1 267_2

はじめて出会ったのは10数年前のことでした。
当時の田舎住まいの私には中々出会う機会の無かったこのお酒。
「最初にこの2本を飲み比べると面白いかも」と出されたのがコレでした。

1本は、ゴードン&マクファイル社のグレンリベット「ジョージ&JGスミス」通称スミス
もう1本はLAGAVULIN(ラガブーリン)16年オフィシャル物です。

最初に飲んだのがグレンリベット。飲んだ瞬間の鼻に抜ける香りの強さと長く続き変化していく不思議な感じに感動したのを覚えています。
後で知ったのですが、グレンリベットは英国政府公認第一号蒸留所で、名前は蒸留所創始者の親子の名で、スペイサイドの代表ウィスキーのひとつでした。

次に飲んだのが、「ラガブーリン」ご存知の方は想像できると思いますが、簡単に言うと“ヨウドチンキ”の味で、ものすごく臭くて、何だコレは?!こんなの飲んで大丈夫なの?と困惑した思いがあります。
今ではもっとヘビーで、ピーティーなモルトも全然OKなのですが、、

今思えば、最初に飲んだこの2種類は自分にとって大変興味深く、また、最初の出会いというのは大事らしく、それから10数年基本的にはモルト一筋なのですが、まだまだ未知との遭遇の毎日であります。

最初のきっかけで、ハマったり、ハマらなかったり、何の世界でも同じようです。

フジイ

コメントは利用できません。