使いこなし

小型スピーカーと、アンプと、そしてあるいはTVも、全てを1枚ボードの上に設置されている方、多いのではないでしょうか?こんな感じで。

※これは本店の試聴室の写真。
もし、「とりあえずただ置いただけ」という方がいらっしゃいましたら、音質アップに有効な手段をご案内致します。
スピーカーが音を出して、オーディオエンスの耳に音を届けるというのは意外と大変なことで、甚大な(?)振動が板の上で起こっています。それはもちろん目に見える様な振動ではいないですし、たいした問題ではないようにさえ思います。
が、スピーカーのユニットが動き、音にした振動が板の上で反射し、エコーがかかって本来の声よりも分厚く聞こえたり、滲んできこえたりします。程度によっては良い場合もありますが。響く板や、薄い板の場合、これはちょっとスピーカー本来の音になっていないかも!?ということがあり、そんな時役立つのが、「インシュレーター」です。
インシュレーターは、これまた素材・形と様々ありますが、インシュレーターにまでキャラクターが載ってきたらちょっと厄介なので、なるべく振動だけを逃がしてくれる癖のないものを選びたい。
そこで、これなどいかがでしょう。

木のスパイクと、F-スパイクマウントの組み合わせ。
三角錐の面積の広い方でスピーカーを受け、尖頭は下に向け、右のマウントでうける。
このスパイクマウントは、裏側に波状のスリットが3本入っていて振動を逃がしてくれるうえ、3点のゴム足がついているので、滑らないし、板の振動もゴムが吸収してくれる優れモノ。
スパイクは金属でもよいのですが、なるべくマウント(ステンレス)と同じ素材を使わない方がいいです。
スパイクとスパイク受けが同じ素材だと、共振してしまうので異素材がよいのです。
LP12のアウタープラッターとインナープラッターで異素材の金属を使用しているのと同じ理由!



1枚のボードの上に、全部の機器を置かれている方は、是非お試しになられてみて下さい。
※本店試聴室では、3点支持(後ろ2・前1)で使用。
F-スパイクマウント 4個組¥21,000
※1個からも販売します。

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