使いこなし

スピーカーの周囲やスピーカー間って、音圧が高く、その間にあるものの影響などを受けた音を聴いていることが多くあります。
もちろん自分の耳に届く音が良ければ、それでOKなわけですが、何かの影響が強かったりすると、すごくセッティングがシビアになったり、ちょっとずれるといい音ではないように聞こえたり、ボリュームをあげるとうるさかったり・・・。
理想は、部屋のどこに居てもいい音で聴きたい!!
・・・とすると「不要振動」を取り除いていくのがいいんじゃないかな、と最近よく思うのです。
(もちろん他にも色々な要素はありますが)
ここで言いたい「不要振動を取る」ということは、例えばラックだとか、機器本体だとか、近くにあるモノだとか、そういうものがスピーカーの音圧で「ビ~~~ン」といっているのを見つけて、そこにちょっと制振材になるものや革などを置いたり貼ったりすればいいだけのこと。
探すったって、どこをどう探せば・・・と思いますが、まずはスピーカーの近くから参りましょう!
スピーカー間に置かれている機材本体、ラック、ラックの2段目、3段目、TVなど。音を鳴らしながら手で触ってみて下さい。
手に「ビ~~~ン」が伝わってくるところは、音に結構な影響を与えているはず。
そういうところに、本当に小さくて良いので、スェードなどを置いてみたり、当店のMu-Fleを置いてみたり、F-インシュレーターを置いてみたりしますと、イガイガしたところやうるさいところ、音のにじみが無くなり、良く透りクリアな音になります。
「クリア」というのは、表現が難しいのですが、冷たい感じやツルッとした感じの事ではなく・・・、要は本来のスピーカーの音に近づく、ということなのですが、ともかく静かになったり浸透性が上がったりするため、音圧まで上がったりします。
ちなみに、この時、あまりにも振動をとるものが大きすぎたりすると、音を吸収し過ぎて響きまで失われないように・・・
 

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