最近のお気に入りのJAZZボーカル。

伊藤君子さん。80年代からJAZZを歌われているのだから、ワカゾーに「最近のお気に入り」と言われてもアチラも困るでしょうが、JAZZもオーディオも出会いが遅いので仕方ない。

確かお客様が昔持ってこられた一枚。当時、多分10年くらい前は酒井俊さんにハマっていて、酒井俊の歌い上げる感じとはちょっと違って、大人しく感じたような。普通のJAZZと思った覚えが。（なに、普通のJAZZって）

ワタシも大人になったでしょうか。伊藤君子の歌が、とてもしみじみくるようになりました。暗くない。でも、ただスッコーンという明るさというわけでもない。ちょうど日本の四季に似て（最近は微妙な気候ですが）、色々な表情があって、重たくなりすぎずただただ綺麗というわけでもなく、歌心があってとても良いのです。

こういう歌い方は、もしかすると良い意味での日本人ならではのJAZZかもしれない、と最近思います。

今夜も君子さんイイ感じ。

（竹田）