BLOG

あまたあるJAZZの中で、未開拓分野は多いけれど、ごく一般的な中でも、まだ手が出せずにいるのは、トランペットとサックス。
なぜ?と思われるでしょうが、トランペットはマイルス・デイビスやチェット・ベイカー、サックスはコルトレーンに未だ踏み込めない私は何だか未開の地であるのです。
もちろん聴いたことはありますし、いいなとも思います。が、胸張って「好き!」と言えない、言うには存在が大きすぎる・・・etc。なので、まだ遠い分野です。

そんな中でも、サックスのソニー・ロリンズとキャノンボール・アダレイは、「好き」と言える唯一の存在。ソニー・ロリンズはまだ生きているからかな。キャノンは、よくわかっていない私が「好き」と言っても、笑って受け入れてくれそう。
それはさておき、先日ソニー・ロリンズの「WAY OUT WEST」というCDを買いました。(写真左)
「好き」とはいえ、他にもっと好きなものが多々あるため、どうしてもサックスやペットは後回しになってしまう。ただ、これは名盤と聞いた直後、たまたますぐに見つかったので「買っとくか」程度にかごに入れました。
280_1
家でも、何日かほったらかしになっていたこのCD、休みの日に聞いていなかったCDをざっと聞きだめしてみたら、「あら?いい。好き」
輸入版を買ったため、英語のライナーノートを読むには面倒に感じられて、とりあえずひっくり返してメンバーを見ればそこにはシェリー・マンの名前が。私の大好きなドラムスの一人。おや、こんなところにもいらしたんですね。と思いつつその下に目をやると
Produced by LESTER KOENIG
あっ、この人「マイ フェア レディ」の人!そう、私のベスト オブ ジャケ買いのレコードのプロデューサー。(写真右)あのレコード以来、私は「LESTER KOENIG」という名前が忘れられずにいたのです。
280_2
そもそもプロデューサーという仕事をきちんと理解していない私に、何か言えたものではないのですが、その人の世界観の表現方法のひとつとして考えると、色々なことを知っていて物事を全般的に見られる視野の広い頭の柔らかい人、もしくは自分を表現する強さを持っている人でないと務まらない職業では?
それが、一般的にうけるものだったり、一部にマニアックな人気を得るものだったり、それぞれでしょうが、そういうことかな?と今は思っています。

ともあれこのプロデューサーへの信頼がグッとあがったので、インターネットで調べてみました。
コンテンポラリー・レコードのオーナー兼プロデューサーだとのこと。
コンテンポラリ-は1951年にロサンジェルスに設立したジャズ・レコード・レーベル。
そういえば、コンテンポラリーのものは好きだなと思うのが多かったように感じます。オーナーだったのか。しかし、それ以上のことがイマイチわからず・・・。この人の作品を聴く限り「大好き」なんだけれど・・・。(ジャケットもいいものが多い気がする)
誰かこの人について教えて~!!!ください。
(竹田)

コメントは利用できません。