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明日、イベントを2階でやりまーす!と告知していました。それと、もう少しもう少しと、2階のオープンを遅らせていましたが、電源やら何やらで、あとから後からちょっとした問題が発覚し、7階の時と同じ轍は踏むまいと、慎重にやっておりました。

で、電源も整い、一安心して、あとは微調整だね、と、納品やら何やらの合間にしていたのですが、明日のイベントは2階でやろうと決めて、今日ギャベなど運び込み、ビスポークの空間を予定しているPIEGA Premium501の音を鳴らしてみたら、あちゃ、こりゃヤバイ!となり、日中からセッティング。というか、部屋作り。

電源がおかしい時は、部屋の外で聞いてもおかしいのですが、外に漏れ聞こえてくる音は全く問題なし。

ということは部屋の影響。

さあ、姐さん、出番です!ってヤツです。

電源工事などに関しては、電気屋さんの指示にしろ何にしろ弊店の男性陣に任せっぱなし。出る幕なし。

ですが、部屋作りに関しては腕まくりしまっせ。かつてのわたし、こんなこともありましたけど、Legatoの部屋作りを経て、この音、あそこやな、ここやな、これはフェルトだ、これはゲルを使うのだと、経験がモノを言いますよ。(うちのスタッフはみんなわかるんですけれどね。私でもできることとして。)

目をつけたのは、エアコンのホースカバー。

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オレンジでマーカーしたところ。

このプラスチックがボワンボワンいうのです。中にフェルトを貼って、上からゲルを。

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96B7D512-284B-44BE-A9BD-21DA51C62F30それから、水色でマーカーした、桟の部分。レゾナンスを作ります。ここにはフェルトを。

あとは、本棚の裏とか、壁と側面の間。これには結構手こずりましたが、太鼓になって、スピーカーからのせっかくのクリアな出音をボワボワにします。

本棚や、棚がオーディオの置いてある部屋にある場合は、その背板が鳴って低域の邪魔をしている可能性があります。

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勘所はだいたい分かっていますから、やればちゃんと結果となって、音に出ますから、迷路に迷い込むこともなく、確信と喜びだけ。

もう、久々にこの感じ!

まだ、途中とはいえ、閉店後にはみんなで取り組んでだいぶ良くなりました。

前にも書いたことがありますが、この作業はミケランジェロが石の中からピエタ像を見出したのと同じような感じで、大好きな作業。

普段ガサツながら、こんなところでA型を発揮します。もっと前からやっておけばよかったって?切羽詰まらないと動かない一夜漬けも実はA型の特徴かと。。

いずれにしても、ギャッベもこんな感じになっておりますので、皆様のご来店おまちいたしております!

(竹田)

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