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最近、ベートーヴェンの交響曲第3番を聞いています。
3番、エロイカ、今までも聞いていますが、4、5、7、9に比べるとあんまり聞いていないなぁ・・とこのお正月休みから、聞こうとして聞いている感じデス。

しかも、いろいろな指揮者で1楽章ばかり聞いております。(勉強か!?)
今の所、手元のNASと店のNASにあるものだけでもこれだけある・・・・
怖いもの知らずなので、こんな公な場所で、メモ程度のインプレッションを書き残してみたりして。
素人がやることはコワイ!?

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・ハンス・クナッパーブッシュ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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↑録音の古さを否めないもの。レコードで聴いた方がいいのかも?
ただ、そればっかり聞いていれば、聞き慣れて気にならなくもある。
クナッパーブッシュのは、オペラグラスで天井桟敷から聞いている印象だけれど、そこに身を置いてしまえば、おっとりした演奏で、これ、生演奏聴いたら良かったろうなぁ・・などと思う。
フルトヴェングラーはなんとなく王道感が漂う。規律、重厚、オケも指揮者もプロとはこういうもの・・という感じ。
(何かに比べてというのでなく、この時代のその道を行く人=プロって、今のようにたくさんいなかったんだろうなぁ。みたいな感じです)
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・リッカルド・ムーティ/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・クリスチャン・ティーレマン/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
・サイモン・ラトル/ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団
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↑↑ ウィーンフィルといえども、指揮者によってこうも変わる。
ムーティが降るとオケが歌う、歌う、歌う。木管などのソロの入るところは、オペラのアリアのよう。イタリア人だからか?
ラトル指揮は、広さと秩序を感じる。舞踏会という言葉が頭に浮かんだ。(え?イギリス人だから?)
ティーレマンは、整然とした空気に歴史という時間の含みを感じたり。
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・グスターボ・ドゥダメル/ベネズエラ・シモン・ボリバル交響楽団
エマニュエル・クリヴィヌ/ラ・シャンブル・フィルハーモニック
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↑↑ 現代人!?
体育会系にも思える、スポーツな印象の2枚。
クリヴィヌのは、疾風!
もう少し聞き込んでみないとなんとも言えないかなぁ。
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・ヘルベルト・ブロムシュテット/ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
・スタニスラフ・スクロヴァチェフスキ/ザールブリュッケン放送交響楽団
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↑↑ 御年90歳を超える指揮者の二人。スクロヴァシェフスキは昨年2月に逝去。ブロムシュテッドの演奏は建築のよう。その上で響きが良くてハーモニーがあるので、今の所、ベスト3入り。
スクロヴァチェフスキの演奏は、なぜか空高く向こうに山並みが見える。
演奏は早いけれど、割合構築的な感じ。
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・オットー・クレンペラー/フィルハーモニア管弦楽団
・ギュンター・ヴァント/ベルリン・ドイツ交響楽団
・ブルーノ・ワルター/コロンビア交響楽団
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↑↑ クラシックな演奏だけれど、王道、これぞ・・という感じのする3枚。

手元のファーストインプレッションを書いたいい加減なメモを見たら、クレンペラー「重々しい、クラシカル、権威と花の開花、風」、ヴァント「ドイツの重厚さ」ワルター「大きさがある。結構まとも」(ワルター先生申し訳ありません)
という酷い内容だったので、この3枚はもう少し聞き込んでいずれ・・・
ちなみに、「COMPARE Beethoven Symphony No.3」(ベートーヴェン交響曲第3番 比較!)というアルバムがありまして、これにワルターとクレンペラーの演奏が収録されています。
やはりもっと聞き込んでからですね。

今日のはどれも第一印象ということで残しておきたいと思います。

しかし、こんなことして遊べるのもネットワークプレーヤー時代になったからできることです・・・。
クラシック音楽の指揮者、奏者、オーケストラ比較は、CDとは圧倒的な差があります。音も操作も。
(竹田)

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