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9月も20日。
今日もあいかわらず蒸し蒸しとした1日でしたが、秋を先取り・・・ということでJAZZのスタンダード中のスタンダード「枯葉」をご紹介。
・・・とはいえ、沢山のミュージシャンが演奏していますから、とてもじゃないですが全部は聞けません。私が知っているごく一握りの中から数曲抜粋して・・・。
マンハッタン・ジャズ・クインテットの「枯葉」
・・・はあまりにも有名ですが、
つい2年前にリリースされた「V.S.O.P」では、元メンバーのエディー・ゴメスとスティーブ・ガットが参加し、クールな演奏に。「これぞJAZZ」といった感じが味わえるのでは!?
個人的には写真中央の「LIVE AT PITT IN」をよく聴いていました。
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やはりシャンソンからもピックアップしておかないと・・・
シャンソン「枯葉」/ジュリエット・グレコ(左)エディット・ピアフ(中央)/金子由香里(左)

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個人的には「枯葉」ならピアフでしょうか。
ライブで「Autumn Leaves」と曲名を告げてから歌う録音のものがあります。
これがオーディオで再生するのが難しくって!よく鳴った時は思わず涙が出てしまいます。
グレコが歌うのなら明るい楽しい曲の方が好き。「アコーディオン弾き」「脱がせてちょうだい」「私は私」「ジャヴァネーズ」・・・。
80歳を超えたグレコのコンサートを聴いたことがありましたが、「おばあさん」ではなく「女のひと」でした。さすがおフランス・・・。
金子由香里さんのシャンソンは、以前お客様がLPをお持ちになられて驚いたことがあります。
日本人でこんな人がいるの!?と。
個人的にNO1「枯葉」は・・・
菅野邦彦「枯葉」 /「ポートレイト」(左)「慕情」(右)
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どちらか選ぶことができない2つの「枯葉」。
どちらも菅野邦彦さんによる演奏ですが、全然異なるアレンジで、どちらも超クール!
初めにひきつけられて、引っ張って引っ張ってガーンとハートを打たれます。
「ポートレイト」の方は、盛り上がりが2分過ぎてから来るので、デモ向きではないんですが、大好きな演奏。
当時、日本の「エロル・ガーナー」と呼ばれたこともあったのだとか。
ひきこまれますし、何度聴いても飽きない。発見がある。
この枯葉,聴かれたことがない方は是非!
Legatoからは澤野JAZZのこの1枚をご推薦。
JOS VAN BEEST TRIO Swingin’ Softly

今日は濃い口なもののご紹介が多かったので、JAZZが初めてという方におススメ。
優しいアレンジの「枯葉」。本当は秋ってこんな感じだったような気がします。
録音は言うことなしです。
「枯葉」
1945年にジョセフ・コズマが作曲。
後にジャック・プレヴェールが詞を付けた、もともとはシャンソンのナンバー。
フランス語のみならず、もちろん英語でも日本語でも歌詞が付けられ、数多くのアーティストに演奏されています。

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